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臣「でもかっこいいって思ったことはあるでしょ」


「ん、まぁ」


世間一般的には
もちろんかっこいい


臣「ふーん」


聞いておいて、ふーんとはなんだ


「嫉妬してる〜」

と、臣くんの肩を
ツンツンと人差し指でつつきながら茶化すと

ジロリと私を見た臣くん


ヤバッ


咄嗟に手を止めて
無言でテレビに視線を移すと

臣「俺に『好き…です…』って言ったの誰だっけ」

と、私のマネをしながら言ってきた


「っ!!」


大昔のことを掘り返すなんて!!!

いじわるすぎる!!!


「そ、な……知らない」


臣「へぇ〜」


そんなこと言うなら


「だったら臣くんだって
『俺も好きなのにこのままなの?』
みたいなこと言ってたじゃん!」


私もマネをして返してやった


臣「そんなこと言ってない
ちゃんと一言一句間違えずに言ってくれる?」


「…そんなの忘れた!」

恥ずかしさで突き返すと
ひどいな、と言って笑ってる臣くん


臣「でも嬉しかったんでしょ?」


「っ、ぅ…」


臣「なに?聞こえない」


「…うれ@&……」


臣「ふふっ、なに?」


完全に遊ばれてる


「ぅ、うれしかった!!」


負けを認めてそう言ったのに
臣くんからの返答がなく隣を見ると

口元を片手で隠しながら
肩を揺らして笑っている


「‥もう嫌い!」

そう言って立ちあがろうとすると
ウソウソごめん、と私の腕を掴んできた


そのまま引っ張られると
臣くんの足の間に座らされて後ろから抱きしめられた


腕までホールドされて
全く身動きができない


「なに、もう」


臣「嘘じゃん」


私の肩に顎を乗せて
耳元で喋り続ける臣くん


臣「怒んないで」


「怒っては、ないけど…」


そんなことよりくすぐったい、と思っていると
首元をバクッと齧られた


「いたーい!」


臣「ハハッ美味しそうだなと思って」


美味しそう…!?


食べないで!と文句を言っていると
今度はチュッとリップ音

首に柔らかい感触


臣「はぁ〜かわいい」


この一言で
カァ〜っと体が熱くなったのが分かった


















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おうどん(プロフ) - MIKIさん» ネタな会話も言ってもらえて嬉しい!!ありがとうございます\(//∇//)\どんな人生になるのか‥お楽しみにです! (2023年3月24日 12時) (レス) id: 4b68f471d0 (このIDを非表示/違反報告)
MIKI(プロフ) - きゃー!!ついに付き合いましたね^ ^良かった!健ちゃんと臣の会話も面白くて最高です。これからも楽しみにしてます! (2023年3月24日 10時) (レス) @page20 id: ece52a01f2 (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - MIKIさん» これからどんどん進んでいきますよー!ありがとうございます♡♡ (2023年3月22日 20時) (レス) id: c70dc8ee76 (このIDを非表示/違反報告)
MIKI(プロフ) - ん〜歯痒い!臣も好きなんじゃないのかな?早く2人くっついて欲しいです^ ^ 引き続き楽しみ楽しみ♪ (2023年3月21日 21時) (レス) @page13 id: ece52a01f2 (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - MIKIさん» コメントありがとうございます!やっと動き出しました!待っていてもらえてるんですね( ; ; )♡がんばります! (2023年3月20日 0時) (レス) id: c70dc8ee76 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おどぅん | 作成日時:2023年3月18日 18時

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