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「優太‥?」
「あいつここがよく分かったな(笑)」
さっきまで優太のことしか考えてなかったのに
実際に会うってなると体が躊躇する。
「Aが開けな」
「え、でも‥」
「あいつはAを選んで、迎えに来たんだ。いいから早く行きな」
腕を掴んで立つのを支えてくれた
紫耀は荷物を手渡してくれて
なかなか一歩が踏み出せないわたしの背中を優しく押した。
「ほら、早く」
「紫耀ありがとうっ‥」
「俺もありがとう」
玄関扉のドアノブに手をかけて
緊張で止まりそうな呼吸を必死につなぎ止めていく。
カチャン‥ー
金属音を立て扉が開くと、その先には
真冬に似合わない滝のような汗をかいた優太がいた。
「ゆう‥」
まだ目が合ったかもわからないし
名前すら呼べてないのに、優太は苦しいくらいに
わたしをきつく抱き締めた。
「A、頼む。他の奴を選んだ、なんて言わないでくれ」
腕の力が強くて苦しいのに
どうしてだろう、怖いくらいに安心してる。
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みょん氏(プロフ) - さささん» スレ違いからのラブラブ!&廉くんですね!考えてみます。リクエスト本当に助かりました!ありがとうございます! (2019年10月22日 18時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - きゅんさん» コメントありがとうございます!デートさせてみますね。本当に助かりました! (2019年10月22日 18時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
ささ(プロフ) - こんにちは。やっと両思いになりましたね♪二人のイチャイチャ話が良いです。個人的にはスレ違いからのラブラブが大好きなので、新たなライバル廉くん登場!?とかも好きです。 (2019年10月22日 16時) (レス) id: bafeb54348 (このIDを非表示/違反報告)
きゅん(プロフ) - 二人がデートに出かけるお話が見たいです! (2019年10月22日 7時) (レス) id: 024a42f5a5 (このIDを非表示/違反報告)
きゅん(プロフ) - やっと結ばれましたね!二人のお付き合い編、どんな二人が見れるのか楽しみにしています! (2019年10月18日 2時) (レス) id: 024a42f5a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みょん氏 | 作成日時:2019年10月12日 2時