【ヘタリア】え、私の性別…気づいてなかったの?【逆ハー】

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さて、宴会が始まってから2時間ほどたったことだが


みんな完全に酔ってしまった。



酒に強い国達も、さすがに飲みすぎだ。



全員が顔が赤く染まっている。




「みーんなぼくのものっ♪ﾋｯｸ…」


「アメリカのばかぁっ、おれだって、おれだってぇぇえっ」



「ロマーノにいちゃん、おれにいちゃんのことすきだよ〜」


「くっつくなちくしょー…ﾋｯｸ」



「おにいさんのおとうととか大歓迎だよ〜A〜」


『ﾋｯｸ…ごえんりょしますー』


「シメサバだけは〜」



「にほん、しかっりしろ…ﾋｯｸ」




べろんべろんなみんなは舌がまわらない。


イギリスは服を脱ぎ始めて


気が狂ったのか、ビンを振り回す。




「ぅぐっ」




そしてビンがフランスの頭に落ちる。



死亡者一人目。



一番若いアメリカははしゃぎ過ぎて疲れたのだろう




『アメリカさんおもいです〜…ﾋｯｸ』


「アイム ヨゥワ ヒーロォ……」




Aにもたれかかって寝てしまった。


死亡者二人目。



中国ははじめに作った料理を食べたのだろう




「は、腹がぁっ」




腹痛で倒れこむ。


死亡者三人目。



日本はいつの間にかジャージに変身していて


さっきからアニメキャラクターや好物の名を叫び続けている……。




「Aさん、どうか『はぴゅねミク』のコスプレをぉぉっ」




…寝言で。


死亡者四人目。



くるん同士がひっかかったみたいで


一時もがいていたマカロニ兄弟だが…




「「ま、いっか…」」




の一言で諦め横たわる。


そして睡魔に負けて熟睡した。


死亡者五、六人目。




「ベハハハハハッ、大英帝国様なめんなよ!」


「イギリス君、あんまりちょうしにのらないでね」


「ぉ?っぃで!?」




まだビンを振り回すイギリスに


ちょっと頭にきたロシアさん。



イギリスの頭を片手で鷲掴みにして廊下にでる。




「ね〜むれ〜、ね〜むれ〜♪ぼーくーのぉうで〜で♪」


「ぎゃぁぁあああああああああ」




死亡者七人目。



で、ロシアは生き残ったと思ったが




「うふふっ……」




ストレス解消してすっきりしたのか


安眠してしまった。


死亡者八人目。




あと残るのは…。




『ドイツさん、もういっぱいどうですか』


「ふむ。ではもうすこしいただこう…ﾋｯｸ」




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