何で私がBTSに.....？

第41話 ページ42

一回ふざけ始めたら真剣には戻れない

グガのモノマネで面白すぎて二人ともテンションがMAXまであがってしまった


私は普段ならこんなの外から見て笑ってるだけだけど何故だか私まで一緒にラップなんてしながらふざけている

あぁ、そうか。酔ってないと思っても酔ってるのか



YG「お前ら何やってんだよ(笑)」

曲が終わり二人で笑いながら息を切らしていると後ろからユンギヒョンの声がした


どうやら今の一部始終を動画で撮っていたみたいだ


ケラケラ笑いながら何度もその動画を巻き戻して見ているとそこに他のメンバーも集まってきた


JM「折角始めはいい感じだったのに〜(笑)」

JH「てか、ビョリのラップは壊滅的だな(笑)」



ピコン

どうやらとなりのグガの携帯になにかの通知が来たようだ


いや、グガだけじゃない他のメンバーの携帯もなっている


TH「ユンギヒョンSNSにあげたの？！笑笑」


はい？！


テヒョンの持っていた携帯を無理やり自分の方に向けて画面を見ると


今の私とグガの一部始終がTwitterにあげられていた


「消して！消して！ファンに殺される！！」


JN「Aは今日からメンバーなんだから殺されないでしょ(笑)」


RM「もうライブの動画もアップされて物凄い勢いで拡散されてるよ(笑)」


終わった。殺される。



反応見る？とジミンがニヤニヤしながら聞いてきたが怖くて見たくなくて断った



ピコン


また携帯が鳴る


またテヒョンの携帯を横取りしてみる


「っっっっ！！！！グガ！！！！！」


さっきの芝生の上で伸びをしていた私の写真をグガがTwitterにあげた



JK「顔見えてないし綺麗に取れてるしいいでしょ？」

「そういう問題じゃない！私が殺されるんだ！」


JH「だから誰も殺さないって(笑)」


この人たち私のことからかって遊んでる。


グガの事を追いかけ回していた

いきなり走ったから酔いが回り始めたみたいで
猛烈なめまいに襲われた

あー、やばい。たおれる。

ふわっと自分の体の力が抜ける感じがして
倒れるなと予感を感じて体に力をいれた

あれ？痛くない


倒れて痛くなるはずの体が全く痛くない。
でも目を開けると空が上にある


JN「ビョリちゃん。大人しくしてなさい？」


どうやらジニヒョンが倒れそうな私を抱きとめてくれたらしい


やっぱ肩幅だなとは思ったけど口には出さなかった


JN「君軽すぎ！もっと太りなさい！」


嫌ですよと力なく笑うと寝ていいよって柔らかく笑ってそう言った

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