第29話 ページ30
そのあとは部屋で荷解きをしているところを
マンネラインに邪魔をされながらなんとか片付け
ご飯の支度をしていたジニヒョンの手伝いをして
みんなでご飯を囲んで食べ
順番にお風呂に入っていった。
ここで問題発生。
そういえば私今までメンバー達にすっぴん見せたことないんだった。
女になんて見られてないことは知っていても
あんなに美男子揃いのところに
すっぴんを晒していける勇気なんてない。
今まで気にもしたことないことが一気に気になり始めた。
こういう時他の女の子達はどうしてるんだろう。
はぁ。とため息をつくと脱衣所のドアの向こうから
JK「ん?Aヒョン出たよー?開けていいー?」
という声が聞こえてきた
服なんてもう既に来ているけど。
よし。ここは強行突破だ。
いいよと返事をしてドアを開け
下を向きながらグガの横を通り抜けた。
あとは部屋に入るだけ!!
あと何歩かで自分の部屋に辿り着きそうになった瞬間後ろから私の腕を引っ張る腕によって止まった。
JK「そんなに急いでどうしたんですか?」
私の腕を掴みながらずっと下を向いている私の顔を覗き込んでくる。
「み、みるな!顔は見ないで!」
JK「あー!わかった!すっぴんなの気にしてるんだ!」
クスクスと笑うグガにひょいと持ち上げられ
みんなのいるリビングへと連れていかれ
テレビの目の前のソファーにどさと仰向けで投げられた。
逃げようにも上に乗られ腕を掴まれ逃げられない。
やめろー!という私の声に
一向にやめないグガの行動を謎に思ったメンバー達が集まりだした。
JK「Aヒョンすっぴん見られたくないみたいですよ」
グガがみんなに面白そうに伝えると
他の6人も飛びかかってきた。
誰の手かわからないけどそっぽを向いていた顔を上に向かされ隠していた前髪をガッとあげられる。
あぁ。全部終わった。
そう思った途端ヒューという声。
JN「昼間は健康的な男の子って感じだけどすっぴんだと病弱な男の子って感じだね」
JM「うん!なんていうのかな、母性本能とは違うけど何か守ってあげたくなるって感じ!」
「大きなお世話です。。」
もうすっぴんも見られ暴れ疲れた私は脱力しきっていた。
YG「お前全然筋肉ないな。もうすこし太って筋肉つけろ」
ユンギヒョンがだらーんとしていた私のTシャツをぺらとめくりお腹をぺちぺち叩く!
「やー!セクハラですよ!」
YG「男同士なんだから問題ないだろう」
202人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たえたえててまる(プロフ) - ハナさん» コメントありがとうございます!毎日更新していけるように頑張りますのでよろしくお願いします!!! (2018年11月19日 0時) (レス) id: 927052c14b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - めちゃくちゃ面白いです!これからも頑張って下さい! (2018年11月18日 23時) (レス) id: d43ec7aa19 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たえたえててまる | 作成日時:2018年11月14日 15時