ロールキャベツ【TH】 (ページ37)

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スポーツテストの件でテヒョナが意外とカッコいいと噂が広まってしまった

次の日から学校に着いて下駄箱開くたびに漫画みたいにラブレターらしきものがたくさん落ちてくる

今日なんて昼休みに呼び出されてるし…

んー、気になってしまう、、

私は抑えきれない心配と少々の好奇心を抱えてテヒョナが呼び出された裏庭に来てしまった

私が着いた時にはもう女の子とテヒョナがいる

『あ、あの、、テヒョンくん、、すき、です』

何あの告白かわいすぎ

彼氏が告白されてるのにこんなに余裕があるなんて私って嫌な女なのかな、？

木の陰からバレないようにこーっそり見てる

ユク「A？何やってんの？」

「ユ、ユク！！しーーーっ！！！」

突然のユクの登場に驚いて関係のないユクまで巻き込んで木の陰から覗く

ユク「覗き見なんて趣味悪」

そんな言葉無視して見続ける

ちゃんと断るよね、、、？

ユク「あいつ最近すっごい告白されてるね！それでAは覗き見？」

「だって、、何だかんだ心配で」

ユク「たしかにあの子可愛いし流石のキム・テヒョンでもぐらっとくるかもね」

悪い顔して微笑みながら言うユクは本当に良い性格してる、、

ユク「なーんてね(笑)全部断ってるって私は聞いてるよ？」

「そ、そっか」

ユク「こんなに愛されててまだ不安なの？！」

「ふ、不安っていうか、、私ちゃんと彼女なのかなって」

ユク？？？

「いきなりスポーツ出来たりしちゃってテヒョナは私の事で必死だったとか言うけど私の知らないテヒョナが沢山で」

はぁと大きなため息が聞こえたと同時に頬っぺたを摘まれた

「いひゃいいひゃい！！！」

ユク「バカだね～！知らないなら知る努力すればいいじゃん！」

ユク「それともあいつのこともっと知ってる女がいたら彼女の座渡す気？」

「そんなことないよ！！」

ユク「だったらもっと分かってあげな？」

ユクのその言葉に気付かされた

私何も知ろうとしてないし全て知った気になってた

私からも歩み寄らなきゃ

「ユクありがとう！！！」

いつのまにか中庭からはテヒョナ達は居なくなってて予鈴が聞こえた

ユクにお礼を言って教室へと走って向かった

デートとか誘ってみようかな、、