ロールキャベツ【TH】 (ページ29)

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「お、遅くなってごめんね」

飲み物を持ってるジョングクと一緒に部屋へ戻ると案の定ジョングク大好きな女の子たちがギロッと私を睨む

ほれみろ、ジョングクのせいで友達いなくなっちゃう
視線が突き刺さるよ

すると一人の女子が立ち上がりジョングクのそばへ歩いてきた

『ねえ、ジョングクくん。Aちゃんってジョングクくんの何？』

そんなこと知るわけないでしょうよ！

てか、絶対ジョングク変なこと言うに決まってる

「あ、あの、その、」

『Aちゃんには聞いてない』

JK「Aは俺の、、

、、、、、、、、大事な友達だよ」

へ？

JK「俺さ昔からこんなんだったから良く上級生に目つけられてたわけ、でもこいつがいたから助かったんだわ(笑)」

マジでこいついいやつだよ？俺が保証する。ってにっこり笑って言うと今までの雰囲気が嘘のように女の子たちが私の周りに群がってきた

『絶対Aちゃん良い子だとおもってた～』

『私とも仲良くしてね♡』

ほ、ほんとに女の子達って、、

でも、ジョングクがいると空気が変わる。明るくなる
ジョングクが笑うと皆が笑う

こいつ本当にすごいやつって思った

大事な友達か、、
もう少し優しくしてあげようかな

そんなこと考えてたらいつのまにか時間が来ててカラオケ店を皆で出た

その後もなかなか店の前から皆どかなくて二次会する？なんて言ってる
私は帰るけどね

じゃーねーって帰ろうとしたら後ろから髪の毛ひっぱられた

「いたたっ！ジョングク、普通に人のこと呼んでよ」

JK「お前さなんで俺が女子の機嫌とったか分かってんのか？」

JK「お前が女子と仲良くしたいとか言うからだぞ？ほんとは俺あんな奴らどうでもいいんだから」

「ジョングク、、そんなこと言ってたから友達出来ないよ？」

私の言葉にジョングクは何故かぽかーんと口を開けた

え？ジョングクって友達欲しいだけなんじゃないの？

JK「、、お前ほんと鈍すぎ」

そう呟くといきなり腕をぐいっと引っ張られた

「ちょっと！ジョングク！」

JK「あのな、俺はお前のこと、」

ジョングクの言葉は最後まで聞けなかった

だって背後からジョングクが引っ張る力よりもっと強い力で引っ張られてその腕にすっぽり埋まったから

JK「テヒョン、、、」

ジョングクのお陰で背後の人物が誰なのかようやく分かった