ウチの紅一点、ヤバいんです。【BTS】

14.紅一点が怒ると ページ14

〜V side〜

「そんなこと聞いてないし！やるならもっと早く言ってよ！」


只今うちの紅一点 激怒しています。

え？なぜかって？


遡ること10分前…


「…待って、そのカメラは何？マネージャー」

マネージャー「え？ダンス練習動画のためのカメラだけど」

「…は？」

マネージャー「何だよ急に。もしかして知らなかった？」

「いや知らねーよ。私の今の服装を見て？」

マネージャー「？見たけど」

「ダサいと思わない？」

マネージャー「あーまあ、確かに」


Aの服装を見ると、メガネかけためっちゃブスなうんこが書いてあるTシャツに、パジャマ用の赤いジャージという本当にダサい格好をしていた。

しかも髪はボサボサだし。


「こんな姿をarmyに晒せというのですかマネージャーさん？」

マネージャー「だってしょうがねーだろ、着替えも持ってきてないんだったら」

「意味わかんない！本当に意味わかんない！もう私のアイドル人生終わったんだけど！第一マネージャーが……」


ああ始まった。

うちの紅一点が怒ると、ただひたすら喋って、喋って、喋る。

あーマネージャー可哀想に。

こいつの怒りをこれから最低でも1時間半は聞かされることになるなんて…




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