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____ALAN



「あれ…?」


DJが終わり辺りを見渡すと

ブース近くでノッていたAさんが居なくなってた。


「亜嵐くんどうした?」


隣に居たメンさんが言った。


「あの、ちっちゃい女の子…って。」

「んー…あ!Aちゃん?」

「A…ちゃん?え、メンさん知ってるんすか。」

「知ってるよ、事務所の近くにあるカフェの子。」

「…へ?」

「よく行くから仲良くなっちゃった。」


あの、本日2回目のびっくり。

いつの間に仲良くなってんの。

なんでメンさんなんかと。


「ばか!」

「え?俺怒られてる?」

「で、Aさんは?」

「明日早いからって
みんなに挨拶してさっき帰ったけど…
亜嵐くんにもよろしくって言ってたよ。」

「もう、メンさんのバカ!」

「なんで俺が怒られるの!?」


後ろでわーわー言ってるメンさんは放っておいて

クラブのエントランスへ走った。

さっきって、どれくらい前なんだろう。


あ、居た!


誰も居ないエントランス。

出口へ繋がってる階段を登ろうとしている

Aさんをみつけた。


「Aさん!」

「…あ、亜嵐くん。」

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作者名:ちゃむ | 作成日時:2018年12月28日 23時

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