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____you





「A、それはハッキリ言い過ぎ!
さすがの亜嵐も傷つくわ。」


言葉とは裏腹に爆笑する剛典。


相談があるってLINEをしたら

家に居るから来ればって返事が来て

久しぶりに剛典の家にお邪魔した。


上京したばかりの頃は

不安で仕方なくて

よく剛典の家に居座ってたっけ。


「もう…よく分かんない。」


クッションを抱えて

ソファーにごろんと寝転んだ。



亜嵐くんに好きって言われたあの日から

私の心は時々苦しくなる。

毎日変わらずLINEをして

変わらず他愛も無い話をして

告白される前と変わらない関係。

理由なんて分からないけど

苦しくなってしまうんだ。



「本当は好きだったりして。」

「は?ぶっ飛ばすよ?」


むくっと起き上がり

隣に座っていた剛典を睨む。


「でも俺は許さないから。」

「私の保護者ですかあなたは。」

「そうですけど?」

「ばか。」


剛典の隣は居心地がいい。


素の自分で居られる場所。

だからいつも

その優しさに甘えてしまう。



剛典の気持ちなんて

これっぽっちも知らずに。

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作者名:ちゃむ | 作成日時:2018年12月28日 23時

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