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____ALAN




「越えられない壁がそこにある…。」

「急に何、怖いんだけど。」


事務所のスタジオで

メンさんとダンス練習を終えた後

たまたまインスタを見てたら

岩さんがクマ柄のカップの写真を上げていて


あれってlittleのカップじゃん。

LOVEって何?

LOVEって…何?

やばい。

頭の中でLOVEがループしてる。



「んーっ、幼馴染の壁はやっぱ高いなぁ…」


頭をわしゃわしゃっと掻いて

ダッ!と立ち上がりガッツポーズをする。


「でも負けない!白濱亜嵐、頑張ります!」

「なに!マジで怖いんだけど!」

「え、あ、気にしないでください。
解決したんで。」


メンさん居たの忘れてた。

独り言言いまくってたけど


ま、いっか。


「亜嵐くんさ今日、Aちゃんと
ご飯食べに行くって言ってたじゃん。」

「うん。」

「何時から?」

「えっと、17時です。」

「変な独り言、言ってる場合?」


そう言って時計を指差すメンさん。

時計の針は16時36分。


「うっわ、やば!早く言ってくださいよ!」

「人のせいにしないの。」

「もう!メンさんの分からず屋!
お疲れ様でした!」


ぽかーんと口を開け呆れるメンさんを置いて

急いで支度をして

待ち合わせ場所へ向かった。

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作者名:ちゃむ | 作成日時:2018年12月28日 23時

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