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____you




「今日お休み?」


誰もいない店内を見て

きょとんとするメンディーくん。


「違うよー、怒涛の来店ラッシュが
終わったから休憩しようと思って。」

「じゃあ丁度良かった、これ食べて。」


差し出されたのは

私の大好きなパン屋さんの

大好きなミックスサンド。


「わーい!ミックスサンドだ!ありがと。」

「どういたしまして!俺いつものくださーい。」

「はーい!亜嵐くんは何にしますか?」


店内を見渡していた亜嵐くんに声をかけた。


「はっ!はい!」


声がひっくり返った。

さっきから挙動不審なんですけどこの方。

メンディーくんなんて笑いを堪えてる。


「…Aさんのオススメってなんですか?」

「チョコラテ!私、チョコ大好きなんで
激推ししてます!」

「じゃあチョコラテお願いします。」

「はーい!少々お待ちくださーい。」


裏に行きメンディーくんのいつもの

キャラメルラテと

亜嵐くんには私のオススメ

チョコラテをささっと作り持って行く。


「うんまっ。チョコラテうまいっすね!」


あどけない笑顔が可愛くて

亜嵐くんから目が離せない。


「…可愛い。」

「ん?」


ん?って何、ん?って。

その顔がもう…。


「あ!電話!」


突然そう言ってメンディーくんは

キャラメルラテを持って

慌ただしくお店を出て行った。

そして私は亜嵐くんと2人きり。



やばいな。

亜嵐くんと目が合い

逸らすタイミングを無くしてしまった。



綺麗に澄んだ目で見つめてくるから

目が離せないんだよ。

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作者名:ちゃむ | 作成日時:2018年12月28日 23時

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