LITTLE＊TWINS:２

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____reo





「今日は感情が大忙しかも…」


なんて訳のわかんないこと言ってたけど

泣いたり笑ったり

メンバーに弄られ怒ったりと

Aはまじで感情が忙しかった。


龍「…ほんま幸せやな。」


龍友くんがポツリと呟いた。


亜「そうだね8人でさ
こうやって夢を叶えていけるって幸せだよね。」


little twinsと呼ばれ

2人で切磋琢磨していたあの頃。

気がづけばGENERATIONSで

かけがえのない仲間たちと

夢を追いかけてる。

こんなに幸せなことって無いよな。


「私も…みんなと出会えて
一緒に夢を追いかけることができて
超幸せ…ありがとう。」


泣き顔のままニコって笑うA。


どんな時も笑顔で居てくれた。

その笑顔に何度救われただろう。

強がりで

泣き虫で

チビのくせに態度はでかくて…


「玲於？なんでそんな難しい顔してるの？」


ひょこっと俺の顔を覗いてきたA。


「ん？なんでAはこんなにチビなのかなって考えてた。」

「…お前もチビじゃねーか。」

涼「とうとうブラックAが出たね。」

龍「あかん、そろそろ終わりにせな！亜嵐くん！」

亜「あ、えっと、僕たちの初5大ドームツアー
楽しみにしててください！では、リハに戻りまーす！！」


みんなでバイバーイって

iPhoneに向かって手を振り

慌ただしく終わったインスタライブ。


みんなに向けるその笑顔。

俺だけに見せてほしいって

思ったのは

俺って

Aのこと

好きなのかな。


なーんて、気のせいか。

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