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「…じゃあな。」
「…行かないで…玲於…玲於!」
「っは…」
目覚めは最悪だ…。
ほっぺを軽く叩いてみると痛い。
玲於が悲しげに私に別れを告げた
あの姿は夢だったんだと安堵する。
「…うるせーな。」
聞き慣れた声に驚き
二度寝しようとした体は
瞬時に起き上がった。
「え、なんで玲於がいるの。」
隣を見れば
目をこすり
もぞもぞと寝返りを打つ玲於が…。
「ここ俺ん家な。」
「え?」
「Aが酔っ払って潰れて、途方に暮れた結果がこれ。」
「え、one night love?」
「あほか、誰がお前みたいなガキ抱くかよ。」
「うるせ。」
「Aの引っ越し先知らないから送り届けられなかったの。
シャワー浴びようとしたら、行かないでって
お前が言ったから、仕方なく一緒に寝てやっただけ。
分かった?」
「…ごめん。」
もう一度ベッドに倒れ込み
天井を見つめた。
なんも思い出せない。
久しぶりにチームで集まれたことが
嬉しくてはっちゃけすぎたんだな…。
楽しかったことだけは覚えてるんだけどさ。
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玲於love - めちゃくちゃこのお話好きで楽しみにしてます!忙しいとは思いますが更新待ってます頑張ってください! (2019年10月12日 19時) (レス) id: f466e07f4a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - GENE大好きで涼太くんとあらんくんとれおくんよりのオールです最高です (2019年6月26日 10時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃむ | 作成日時:2019年6月23日 17時