これが最後の (ページ6)

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ep6.弁解ページ6

「うみっ、いや、これはっ」

「何焦ってんの(笑)べつに2人が何してようがカンケーねえけど、俺待ってたんだけど？」

「関係ないって、」

『いや、今のは俺が無理やり、』

「だからいいってそれはどーでも。」
「俺待たせてイチャついてんじゃねーよ、だる」

「先生と話してて色々あって、うみんとこ行けなそうだったところ助けてもらったの、」

「辛い時、俺とはいたくないけどクラとは居れるってこと？」

「ちがうよ！そんなこと言ってないじゃん」

「てか色々ってなに？」

「それは……」

「いえねーのかよ、つか嘘なんじゃね色々あったとか」

「嘘じゃないよ、」

『言いたくねえこともあんだろ…』

「へえ…余裕じゃん。クラには言ったんだ？」

『なんも聞いてねえよ』

「もういーよだりぃ、おれ帰るわ」

「まって、ちゃんと話聞いてよ」

「るっせーな、聞きたくねえよ」

冷たい声が響いてうみは行ってしまう
追いかけてちゃんと話さないとって思ってるのに

心臓がうるさくて頭の整理がつかない

うみを追いかけて「松倉くんとはそういうんじゃない」って弁解するの？

付き合ってもないしうみは私のことなんてなんとも思っていないのに

私のことなんとも思ってないくせに
あんなに怒んないでよ、勘違いする

""「関係ねーよ」「どーでもいい」""

うみの言葉は私の心に張り付いて昔の記憶を蒸し返す