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ある人との出会いは
中学1年生の時だった。
中学校に上がり、新しい環境に体が慣れず、体調を崩して入院していた頃、
たまたま俺の病室の前を通りがかった患者さんに声をかけられた。
男の人で、俺の兄ちゃんよりは、年上だったと思う。
俺は自分の病室で、みんなで歌って録音したものを聴いていて、あまり音量を気にしていなかったからか、外まで漏れていたらしい。
「その曲いいね、誰の?」
俺の聴いている音に引き寄せられるように、突然入ってきて、話しかけてきた彼。
人見知りがひどい俺は、言葉を発せずにいたが
流石に無視はいけないな、と思い、
小さな声で答えた。
「…俺が作った曲。ピアノを弾いて、友達と歌ってる…曲名は決めてない…」
すると、急にお兄さんは話始めて
「え！これ、君が作ったの?」
「うん…」
「マジか、それは凄いな。もったいないよ。」
「YouTubeとかやればいいのに。」
当時の俺はYouTubeを暇つぶしに見ることはあったけれど、あれは大人がやるものだ、と思っていたからびっくりした。
驚いた様子を悟ったのか、お兄さんは話を続ける。
「今はね、顔をうつさないで、歌を歌う人もいるし、子供でもYouTuberとして活動してる人いるんだよ。顔をうつさないで、やってみれば?」
お兄さんはそれだけ言って、
名前も名乗らず、去っていった。
あのお兄さんに会ってから「YouTube」で自分が投稿する側になるということをよく考えるようになって、
考えて考えても、「やってみたい」という思いが心の中を支配する。
何週間か自分の中で討論した結果は、「やってみる」というものだった。
そこからは話がはやくて、すぐに、母さんと父さんに相談して、5人に「やりたい」という意思を伝え、みんなの家族にも許可をもらったり…
機材は、俺らの両親に任せれば、性能の良いものがいつの間にか家に届き、あっという間に、YouTubeを開設して、配信を始めることができた。
とりあえず、顔を映さずに歌を配信してみて、様子を見ることになり、6人で、俺が作った歌を歌い、撮影して、配信した。
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Moku(プロフ) - Hさん» いつも閲覧＆わざわざコメントありがとうございます！きょうもちかぁ、きょもてぃー、けんてぃーしか2人の絡みが思い出せなかったです笑 この物語では大我で行こうかな？（気分で変えるかもしれません、貴重な情報ありがとうございました！ (2020年5月11日 21時) (
レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
H(プロフ) - いつも楽しく読んでます！これからも頑張ってください！ちなみに健人はきょうもちって呼んでますよ~！笑 (2020年5月11日 14時) (レス) id: 72a42fa425 (このIDを非表示/違反報告)
Moku(プロフ) - 柚希さん» コメントありがとうございます！ふまけんですね、採用させていただきます！これからもよろしくお願いします！ (2020年4月25日 20時) (レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
柚希(プロフ) - ふまけんはどうですか？ (2020年4月25日 17時) (レス) id: 27c1a3d97d (このIDを非表示/違反報告)
Moku(プロフ) - わかねこさん» コメントありがとうございます！すっかり頭から抜けてましたね…元太くんがいました 小児科の子役もいいかなと思ったんですが、案外医者役もありかも？と思っています。案をありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年4月25日 9時) (レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Moku | 作成日時：2020年4月22日 23時
