今日:3 hit、昨日:8 hit、合計:129,880 hit
小｜中｜大
20 ページ23
『テヒョナ待った？』
｢ううん、大丈夫｣
授業が終わった後、先生に呼び出されたA。
｢なんの話しだったの？｣
『あ、いや。卒業したら、ここで教えないか…って』
恥ずかしそうに話すA。わあ、凄い。
｢ｯ凄いね！Aはどうするの…？？｣
『正直迷ってる…。俺でいいのかなって』
いつもマイナスに考えるA。そこが悪いところだ。
彼と向き合って顔を挟む。タコそっくり。
『むｯ、テヒョ』
｢Aが出来てるからそんな話されたんでしょ！！そんなふうに考えない！｣
ぐりぐりと頬を動かすと、顔を真っ赤にした。
『…そっか』
｢でも、先生になるって大変だよね。Aイケメンだから、取られちゃうかも…｣
『テヒョナ…？』
｢俺が男だから、女の魅力なんてないから。Aはそういう人じゃないのはわかってるけど、いつ別れるかわかんない。怖い｣
急に口走った言葉。彼はびっくりしている。
『っぁ…』
何かを口にしようとしてたけど、直ぐに口を噤むんだ。
｢えへへ、ごめん｣
行こっか。と手を掴んで急かすと、抱きしめられる。人がいないにしても大学内だから恥ずかしいものは恥ずかしい。
『大好きだよ。テヒョナ』
彼の手に力がはいる。俺は頷くことしかできない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 436人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りさ(プロフ) - ハッピーエンドがいいです！ (2019年3月10日 18時) (
レス) id: 75dff0bdbb (このIDを非表示/違反報告)
のあ - めっちゃおもしろいです！！ (2019年2月13日 15時) (レス) id: 6ad1841f9d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
