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｢おはよ｣
『…はよ』
次の日、ぶすーっと誰から見ても不機嫌なA。原因は昨日のことに決まっている。あのまま既読無視したからね。
｢イケメンが台無しだよー｣
『別にいいし』
『昨日どこ行ってたの』
絡まれていた指がもっと密着する。
｢何処だと思う？｣
少し煽ってみると、眉間のシワが濃くなる。
あーあ、そんなに嫉妬したんだ。
『ジミンくんの家…？』
俺を見つめるAの瞳には、そうであって欲しいという願望が浮かんでいる。残念、そんなことありません。
｢後輩と呑んでた｣
『っ…。帰りはどうしたの』
｢ふふ、泊まってないよー。心配しないでよ！A一筋だってば｣
甘えた声で抱きつけば、イチコロで。ああ、他の女にもこんな風に言い寄られたのかな。それとも、Aからこんな吐き気のすること言ったのかな。
『そっ…か！』
一気に明るくなる顔。俺もお前一筋だよ、の一つもなし。
『ごめんね勘違いして』
でも、無神経に頭を撫でるなんて、天然ぶりを発揮するのはやめて欲しい。切実に。
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りさ(プロフ) - ハッピーエンドがいいです！ (2019年3月10日 18時) (
レス) id: 75dff0bdbb (このIDを非表示/違反報告)
のあ - めっちゃおもしろいです！！ (2019年2月13日 15時) (レス) id: 6ad1841f9d (このIDを非表示/違反報告)
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