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「ご馳走様でしたー」
『美味しかったね』
当たり前に空は暗くなっている。あれから結構店にいて、それから少し飲みに行って。あ、明日は大学休みだからね!
ほろ酔いの俺とA。両方ともほんのりと顔を赤く染め、指を絡ませる。
「帰る…?」
『帰ろっか』
「でも、もう電車もないしい」
少し強めに握りしめて、少し身を近づける。上目遣いの甘ったるい声でそう呟くと、しょうがないなあ。と満更でもないような返事が返ってきた。
『何日ぶり?』
「約一ヶ月ぶり」
『話盛ってる?』
「盛ってないよ!!」
五月蝿い口だなあ、とキスをすると、止まらないキスの雨が降ってくる。
「ん、っ」
『もー、我慢できなくなるよ』
「んふふ、それでいいの。余裕ないAが好きなの」
『ばかテヒョンア』
今気分は酔っているのもおかげで、最高潮。まあ、俺は不幸な奴なので、直ぐに悪い事が起きるのだが。
結構の時間ふらふりと彼についていきながら歩くと、またもや見覚えのあるホテル。
あ、ここ昨日の。
「初めてだね。男同士で大丈夫?」
『うん、前に見た』
結構の数来ているのだろう。慣れた口ぶりでそう言うのだから。
酔いが一気に冷めてくる。
「そっかあ」
でも、今は君に身体を委ねたい気分。
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りさ(プロフ) - ハッピーエンドがいいです! (2019年3月10日 18時) (レス) id: 75dff0bdbb (このIDを非表示/違反報告)
のあ - めっちゃおもしろいです!! (2019年2月13日 15時) (レス) id: 6ad1841f9d (このIDを非表示/違反報告)
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