終えて ページ33
実に面白い時間であった。
カタリナ嬢の友人達皆口を揃えて
「大切な人を守る為に使う」
と言ったのだった。
ちなみにその他だとやはり、自分の為だとか
名誉や地位の為など、本音が出ていた。
面白かった話をピックアップしていこうと思う
私も久々に巫山戯ていた。
義弟・婚約者の場合
「どう使う、ですか…やはり大切な人を守る為に使いたいですね」
「ほう、因みに相手は？」
「……義姉/カタリナです」
「その義姉/カタリナ嬢は畑の為に使うと言っていたな」
「そうですか…」
そう言い帰る後ろ姿は哀愁が漂っていた。
メアリ嬢・ソフィア嬢・マリア嬢の場合
「私は、カタリナ様の為に使いますわ」
「ほう、何故？」
「それが私の一番の望みですから」
「そのカタリナ嬢は畑の為に使うと言っていたな」
「あら、カタリナ様らしいですわね」
そう言い帰る後ろ姿は強者の姿であった。
これは男性陣が浮かばれないと思った。
アラン坊の場合
「俺は……まだわからないな。」
「わからない、か。特に望みがなく過ごしてきたのか？もしかしたら、この学で何でも願いが叶うかもしれないのに」
「何でも願いが叶う…そんな事ができるのか？」
「まぁ、手順を踏めば出来るさ。試してはないがね」
無欲、というより謙虚だった。
末の子とは恐ろしい物だ。
「そうだな、できるならカタリナと過ごす時間が増えればいいなとは思うが…」
「あぁもうカタリナ嬢の為に使うと言え！それで事は解決するんだ！！」
「あ、あぁ」
そして坊を部屋から追い出した。
全く、素直じゃない。
だがしかし、これで決まった。
生徒会メンバー+カタリナ嬢という正に特別待遇の方々しかこの授業を受けれない事にし、
それに加え、戦闘方法の授業もこのメンバーに
教えようと思った。
日記は白く、もう私は覚えている
過去、私に何が起こったかは定かではない
けれど、今彼が生きていたらきっと言うんだろう
「今がよかったら、それでいいんだ」って。
だからこの日記は今からしたい事帳にしたいと思う。
明日忘れているかもしれないが、覚えている事に賭けよう
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両儀家の畳(プロフ) - カメ豆腐さん» ありがとうございますとても嬉しいです！！！ (2020年5月2日 0時) (
レス) id: 828b8ad4db (このIDを非表示/違反報告)
カメ豆腐(プロフ) - はめふらの小説あるなんて！続きが楽しみです！これからも更新頑張ってください！ (2020年5月2日 0時) (レス) id: dc76f76660 (このIDを非表示/違反報告)
両儀家の畳(プロフ) - 怜奈さん» ありがとうございます！！更新意欲がとても湧くので感謝です！！！ (2020年4月25日 14時) (レス) id: 828b8ad4db (このIDを非表示/違反報告)
怜奈(プロフ) - いつも、楽しみに見ています！これからも更新頑張ってください！ (2020年4月24日 23時) (レス) id: f5d18b0d48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：両儀家の畳 | 作成日時：2020年4月20日 22時
