新たな人物(犠牲者) ページ25
語っていたら外に闇の魔力を薄く感じた。
もしや、と思い殺すつもりでその場に向かう。
魔力を込め、撃ち込んだが無傷で男が転がっていた。
「誰だお前、闇の魔力バレてんぞ」
床には空色の髪と瞳を持つ男がいた。
「お前こそ、わかりやすいぞ」
男はこちらを睨み、魔法を使う準備をしていた。
「質問の答えになっていない、お前さぁの女の仲間？だったらアレの居場所吐いてもらって殺すわ」
「アレ…？何の話だ、それより何だ殺すって」
どうやら期待外れであった。
また俺達みたいな被害者か、つまらん。
「もしや、お前カタリナ嬢の知り合いか何か？」
そいつの瞳が揺らぐのがわかった。
溜め息を吐く、あの令嬢どんだけ人誑しなんだ。
隙がありすぎるそいつの足首を持ちずるずると引きずる
そいつは何か言っていたが無視をした
扉を開け、静かな教室にそいつを連れ込む
その時、やはりカタリナ嬢が驚いていたが、
何故か元同業までも驚いていた。
「「何で貴方/ソラがここに！？」」
足首を離し、手を払う
「そいつ、聞き耳を立ててたからここに連れてきた。自分だけ話聞いて終わるなんてズルいよな」
ジオルド王子やメアリ嬢がこちらを怪しんでいる様に見えたが、それよりも
「ん？元同業が知ってるって事は…」
「えぇ、そうです。彼は、魔法省に勤めている僕の部下です」
何でいるんですか、と困った顔をしていた。
「A・ブロークンに手紙を預かってんだよ！アンタの上司からな！」
と、ポケットに突っ込んでいた紙を出してきた。
「あっそれ俺、いや私か」
と、出された紙を手から奪った。
そして、差出人をみると
ラーナ・スミスと書かれていた。
あの女…面倒事全部背負ってんな……
と、彼等に同情の目を向けた。
苦笑いを返されてしまった
「さて、騒がしくしてしまったしそろそろお開きに……」
「待って！私、Aちゃんの側にいるわ！」
「ですが…」
と、誑し込まれた人達に心配されていたが、
「大丈夫よ！何かあったら、あったらぁ……」
何かあったらの後に言葉が詰まっていた。
絶対に、何も考えていなかっただろう。
「何かあったら責任取って死ぬわ」
と、勝手にフォローしておいた。
そして、元同業と現同業の首根っこを持つ
「じゃあな〜、ほいじゃ俺達はお邪魔なので去りましょうかねぇ」
と引きずった。
まぁ、この件は保存されるだろうから頑張ってほしい、と勝手に思っていた。
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両儀家の畳(プロフ) - カメ豆腐さん» ありがとうございますとても嬉しいです！！！ (2020年5月2日 0時) (
レス) id: 828b8ad4db (このIDを非表示/違反報告)
カメ豆腐(プロフ) - はめふらの小説あるなんて！続きが楽しみです！これからも更新頑張ってください！ (2020年5月2日 0時) (レス) id: dc76f76660 (このIDを非表示/違反報告)
両儀家の畳(プロフ) - 怜奈さん» ありがとうございます！！更新意欲がとても湧くので感謝です！！！ (2020年4月25日 14時) (レス) id: 828b8ad4db (このIDを非表示/違反報告)
怜奈(プロフ) - いつも、楽しみに見ています！これからも更新頑張ってください！ (2020年4月24日 23時) (レス) id: f5d18b0d48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：両儀家の畳 | 作成日時：2020年4月20日 22時
