衝撃の事実 ページ17
元会長こと、ラファエルがいた。
「ラ、ラファエル！どうしてここに！？」
そんな私の反応に、ラファエルは笑っていた。
「こんにちは、カタリナ様。それより……」
ラファエルは、私の目の前に座っている彼に視線を送っていた。
彼はその視線に気付いたのかラファエルを見て一言
「成る程、元同業か…流石だ、キャンベルさん？」
「…貴方が悪い人だとは思いませんが、
カタリナ様から離れて下さい。お願いします。」
そうマリアが言うと、彼は少し離れた席に座った。
それを確認した二人は、私に駆け寄って来た。
そして、
「カタリナ様、一人で抱え込まないで下さい！お願いです！」
と、マリアに怒られてしまった。
怒る姿も可愛い、流石ゲームの主人公だ。
「えっと、貴方の名前は？」
いつの間にかラファエルは、彼に近付いていた。
「あー、俺の名前か。忘れたな……そうだな、
おい元同業、復讐者は英字で何ていうんだ？」
「確か、アヴェンジャー、ですかね。」
そう言うと、彼はニコリと笑って
「んじゃ、俺の名前ヴェンジャーでいいよ。」
誰もが顔が引きつっていた。
復讐者、何でそんな名前……
そんな中、ラファエルが口を開く
「貴方の身柄を魔法省に預けます。良いですか？」
そう言うと、彼は何だが困った顔をしていた。
「すまん、俺、というよりAは、魔法省勤めだ。」
と、またもや爆弾を落としていた。
「ええっ！？Aさんが魔法省の人！？生徒じゃないの！？」
思わず大声を上げてしまう。
そんな私を見て、彼ことヴェンジャーは笑っていた。
「んーと、元同業。ラーナ・スミスは知ってるか？」
「えっ、はい。知ってますが……」
「A、そいつに此処に来る様に、って言われたんだよ。」
「あの人が…そう言えば、友人が学園に入学したと言っていた…ま、まさか……」
と、何故か疲れ切った顔をしてラファエルは言った。
「魔法省の方が、どうして学園に来られたんです？」
マリアの質問に、ヴェンジャーは悩みながら
「確かな……あっ、思い出した。魔法石学を教えにだよ。」
まほうせきがく？何だそれは、と言葉を砕いていたその時、
「魔法石学！？貴方A・ブロークンですか！？」
とラファエルが絶叫していた。
「ラ、ラファエル？どうしたの、そんなに驚いて」
すると、彼は体を震わせながら言った。
「この人、若くして学問を開門して、結構凄い地位を持ってる人ですよ！！何で此処に！？」
と、またもや爆弾が発覚していた。
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両儀家の畳(プロフ) - カメ豆腐さん» ありがとうございますとても嬉しいです！！！ (2020年5月2日 0時) (
レス) id: 828b8ad4db (このIDを非表示/違反報告)
カメ豆腐(プロフ) - はめふらの小説あるなんて！続きが楽しみです！これからも更新頑張ってください！ (2020年5月2日 0時) (レス) id: dc76f76660 (このIDを非表示/違反報告)
両儀家の畳(プロフ) - 怜奈さん» ありがとうございます！！更新意欲がとても湧くので感謝です！！！ (2020年4月25日 14時) (レス) id: 828b8ad4db (このIDを非表示/違反報告)
怜奈(プロフ) - いつも、楽しみに見ています！これからも更新頑張ってください！ (2020年4月24日 23時) (レス) id: f5d18b0d48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：両儀家の畳 | 作成日時：2020年4月20日 22時
