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駿佑 side
俺が家に帰るとAは家で寝ていた。
白く透明な肌も機械であると思うがド○○キしてしまうんや。
僕も眠くなりこのまま寝てしまいそうやー。
A「……あ、みっちー……ﾌﾜｧ…。」
いかにも「もっと寝ていたい」というとろーんとした目で僕を見てくる。
恭平と長尾にからかわれるわ、なんやかんや、
A「……眠い…あ!」
しっかり自分の感情、気持ちを言えるようになったA。
成長しているなぁ、とつくづく。
でもこれは雇用主の人から
Aが手渡してきたのは一枚のチラシでそこには
「不要品買い取り」
と書かれていた。
A「今日ね、TV見てたら私の友達が連れていかれるところが映ってね、……。」
Aが怯えている。
Aにとっては悪影響だったのかもしれない。
ところで“友達”ってAにいたっけ……?
そのあとは何も話さなかった。
そのチラシは不要な電化製品買い取りと書かれていて、
駿佑「な〜んだ……。」
そんなに怯えることないやろ。
A「みっちー!違います。私の友達は、その……、」
駿佑「言ってみい!」
A「男の人に連れていかれる、映像です……。」
連れていかれる……?
何で?
友達は、アンドロイドの友達が?
アンドロイドは感情を持たないから、事件を起こすこともない。
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
不意にインターホンが鳴り、ビクビクしてしまうん。
ホンマえぇ加減にせえよ!
駿佑「……はい。」
男「すみません。向日○Aはいらっしゃいますでしょうか?」
何や……?
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作者名：三日月島 | 作成日時：2021年7月28日 16時
