薬研藤四郎の双子の兄（姉） (ページ8)

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『いち兄、どっちが俺か分かるか？』

薬研「いや、どっちも俺だろ」

『そうだったな』

薬研「どっちが薬研か分かるか？」

乱「多分分かるんじゃない？」

『黙っておけ乱』

乱「えー」

一期「えっと左がAで右が薬研かい？」

乱「当たり！どうしてわかったの？」

一期「薬研とAだとAの方が「いち兄ストップ！そっから先はボクと薬研だけに言って」わかった」

薬研「兄さんは、耳を塞いでおいてくれ」

『あぁ』

・・・いい天気だな

晴れている

だが暑いのが難点だ

あと日焼けする

乱がOKサインを出したので耳から手を離す

キジが鳴いてる

薬研「兄さん、身長の問題と
兄さんはどうしようもない問題があった」

『身長？確かに俺の方が少し高いが・・・
そこまで見られているとは
俺にはどうしようもない問題ってなんだ」

一期「身長は薬研が背伸びをすれば
何とかなるんじゃないか？」

乱「兄さんの問題は多分一生解決出来ないよ」

なら

その問題は諦めよう

身長は・・・

『薬研、背伸び出来るか？』

薬研「やって見よう」

『どうだ？』

乱「薬研の方が小ちゃい」

薬研「・・・」

『気にするな』

薬研「兄さん」

『身長も無理そうだな』

一期「顔だけ出したらどうだろう」

『顔だけ？』

乱「それいいね！」

薬研「それなら兄さんの問題も
身長も誤魔化せそうだな」

『なら、そうしてみるか』