薬研藤四郎の双子の兄（姉）

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乱「薬研以上の破壊力じゃない？」

薬研「俺は何にも破壊してないぞ」

『そうだな
薬研はまだ大将の万年筆を破壊しただけだ』

いやまて

薬研は他にも襖を破いたり

ビーカーを割ったり

天井を壊したりしていたな

乱「違うよ。あるじさんの頭を破壊するの」

頭を破壊したら大将は死んじゃうな

『俺は大将を殺す気は無いぞ』

薬研「なるほど！そういうことか」

『おい、俺にも分かるように説明してくれ』

乱「兄さんは無自覚のままでいいよ」

『・・・そうか』

乱「さすが刀ほいほい
もっと刀がほいほいできるよ」

薬研「俺は刀じゃなくて女審神者だろ？」

乱「確かね」

『俺はゴキブリホイホイじゃなくと
何度も言っているだろ』

乱「呆れてるのもかっこいいって何」

薬研「兄さんは何をしていてもかっこいい」

乱「そうだね」

『俺の話を聞け』

人の話を聞けるようになってほしいな





乱「どの刀がほいほいされると思う？」

薬研「いち兄は
そろそろされるんじゃ無いか？」

乱「だよねー。主さんは倒れそう」

薬研「だな。小夜助の方もそろそろ怪しいぞ」

乱「兄さんが通るとずっと見てるもんね」

薬研「まぁ、あとでのお楽しみというこった」

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