薬研藤四郎の双子の兄（姉） (ページ14)

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乱

乱「兄さん、相当怒ってるね」

『そうか？』

乱「怒ってないの？
じゃあなんで顔が赤いの？」

『赤いか？』

乱「うん。もしかして主さんに惚れた？」

『そんなわけないだろう』

乱「だよね！
だって男どうしだもんね！」

『あぁ』

どうしよう！

兄さんが色っぽい

もともとだけど顔が赤いからさ

余計にそう見えるんだよ！

ボク、この場にいちゃマズイ気がする

『乱、風呂に入りたい』

乱「なんで？」

『寒い』

乱「今、夏になりかけだよ？」

『そうだな』

乱「まぁいいや。入ってきなよ」

『あぁ。上がったら姉さんをやるからな』

乱「うん！」

ストッパー呼んだこうかな

乱「服、置いて置こうか？」

『頼む』

乱「はーい」

兄さん、何着たら似合うかな？

なんでも似合いそう

清光「何してんの？そんなに浮かれて」

乱「加州さん！
兄さんが姉さんをしてくれるの」

清光「どういうこと？」

乱「兄さんが、ボクの服着てね女の子役してくれるの！」

清光「面白そうだね」

乱「でしょ？
だから今から服を選びに行くの！」

清光「俺も行きたい！」

乱「うん！」