男の欲は程々に。(緑) 完

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「えーっと、どうしようかな、
ちょっと髪染めてみる？」







サキの家に着いて私の髪を触りながら

ポツリと呟いたサキ。






うちの学校染めるの大丈夫だったっけな。







「学校大丈夫かな？」







「暗めの茶色ならいけそう。
うちに染めるやつ残ってるからあげる」







そう言って手慣れた手つきで

髪に塗ってくれて。






というか、これはもうお泊まりだな。






時々サキの家にはお世話になるから、

こういうこともよくある。





数十分後、お風呂に入らせてもらって

液を落としたら。





「わー、変わった！ちょっと明るいね！」






明るすぎず、綺麗な色に染まっていた。






「A、茶色も似合うね」







先に褒められたらそうなのかもしれない。



単純すぎるな。






その日は一緒に寝て、次の日は早起きした。






またまたサキがアイロン的なものを持ってきて






「巻こっか」







私がやったら完全に髪焼いてるな。






って思いながら大人しく巻いてもらう。







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