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いつか ページ1
今日もまた、あなたの冷たい腕の中で幸せを願う。
その腕の中にはわたしの幸せなんて少しもないことくらい、もう痛いほど分かっているじゃない。｢わたしはやっぱりバカだなあ」なんて考えたって結局彼の腕の中にいるんだもん。わたしは本当にバカなのかもしれない。
でもね、今のわたしの幸せはここにしかないの。バカだけど、幸せなんだよ。
わたしの事をまるで恋人かの様に優しく愛おしむ様に抱きしめて眠るロンジュンの事がたまらなく好きで。
ありきたりな表現だけど、夢ならば覚めないでほしい。ここはわたしの場所だもんって可愛くワガママを言えないわたしはこの幸せを、ロンジュンがわたしを抱きしめるみたいに抱きしめて離したくない。
でも、それが苦しくなってきたのはいつだろう、
週末は連絡が取れなくて、ロンジュンには彼女が居るんだなと確信したのはいつだっただろう。
わたしはロンジュンと一緒な景色を見れないのだと、気がついちゃったのはいつだったんだろう、
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作者名：豆腐 | 作成日時：2022年8月2日 21時
