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敵襲 番外編 ページ3

アニにことの事態が報告されたようにローレンスの元にも報告をしようと使用人が走っていた


ドンドンドン…

ガチャッ


普段勝手に開けることのない使用人が許可をとらずに開ける


「ローレンス様!大変です!ミリドニアが攻めてきて王様が負傷されました!」


ミリドニアが攻めてきたという言葉を聞き本から顔を上げた


「現状は、今どのようになっていますか」


いつもよりも低い声で問う


「ミリドニアの兵士は橋が修理中だったため、橋とともに落ちていきました。王様も今は城に戻られております」

「そうですか。なら大丈夫ですね(ぺらっ」

「ミリドニアが攻めてきたというのに本を読まれるのですね。王様の様子を見に行かれないのですか」

「ミリドニアの兵士は落ちたのなら負傷してしばらくは攻めては来ないでしょう。ミリドニアの対策は母様が考えてくれます。お父様に関しては捻挫程度の怪我ではないですか?」

「よくお分かりですね」

「予想するに、ミリドニアが攻めてきて置いてあった材木が倒れてきて、ローリングドロップで吹き飛ばしたのはいいものの、そこに岩がありそれを砕いたための捻挫…ですかね」


「…ローレンス様、現場にいたのですか?」

「まさか。今日は橋の方へは一回も行ってはいませんよ。全ては私の予想です(ニコッ」

「…;;(当たりすぎだろ)」

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作者名:はる | 作成日時:2016年5月24日 22時

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