ピアス事変 ２ ページ13
Aが出て行ったリビングでは。
「いやあいつ…バーカってほんと可愛いな！笑」
「ねぇ、優しいヒョンって誰だと思う？」
「ジェヒョナ？」
「あ〜〜まぁジェヒョナなら確実にピアス開けるの止めてくれるよな。」
「ドヨナでもしっかりきっちり止めるな。」
「あ〜〜良かった。安心だな〜。」
「でもちょっと俺達過保護すぎるなって思わなかった？笑」
「まーね。けどなんかノアには大人っぽくなってほしくないんだよな！！」
「親か。まぁいいや、俺達は朝ごはん食べて待ってようぜ。多分振られたってすぐ戻ってくるよ。」
彼等はすっかり忘れていたのだ。ピアスの穴の量がピカイチなとても危ないアホがいると。
『リチャイヤポンクルヒョーン！！』
このヒョンはただのアホだ。頼んだら絶対に開けてくれる。確実に。
「なんだい僕の可愛い弟よ〜！」
『ピアス開けたいな！！』
「いいよ。何個？」
『右１左３！開けたいです！』
「ほいほい、ピアッサー持ってる？」
やっぱりこのヒョンは話が分かるな。
『うん、実は結構前に買っといたんだ！開けたくなった時に開けられるように！』
「おっけ〜、じゃあ氷で冷やしてから開けよう。」
そしてとっても手際よくパチパチ開けてくれた。
『ヒョンありがとう！』
「どういたしまして〜〜。また開けたくなったら僕に言ってね！」
僕はルンルン気分で朝ごはんを食べるためにリビングに向かった。
『ただいま〜。』
リビングでくつろいでいる95lineの3人のヒョン達を横目に、僕は台所に朝ごはんを作りに行った。
「お〜〜おかえり。」
ピアスの穴が開いたとはつゆほども知らない彼等は、Aを一瞥もせずにゴロゴロしていた。
「あ、ノアヒョンおはようございまーす。」
「Aおはよう。」
『おはようございますジェヒョニヒョン、マーク！』
台所を先に使っていた２人(使っていたのはジェヒョニヒョンだけ)に挨拶をして、自分の朝ごはんを作ろうと冷蔵庫を物色していると、いきなりマークに耳たぶを掴まれる。
『いたっ！？なに！？』
「え、ヒョンピアス開けたの！？いつ？」
するとマークの声を聞き、ジェヒョニヒョンが焦った様子で激アツフライパンを持ちながらこちらに近づいてきた。
「待ってなんで？僕それ聞いてない。」
『まぁ言ってないし…。てかヒョンフライパン置こう？』
フライパンが凶器でしかない。
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バナナ牛乳(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます〜！初めてコメントもらってめちゃめちゃテンション上がりましたありがとうございます！！！頑張りますのでこれからも是非読んでください！！ (2018年10月28日 18時) (
レス) id: d7f502c22a (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 男主待ってました！これからも頑張ってください！ (2018年10月28日 9時) (レス) id: 79ba797395 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バナナ牛乳 | 作成日時：2018年10月27日 0時
