■252 翔 ページ7
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智「潤？智にぃはね？潤を頼れなかったんじゃないんだよ？
我慢しちゃっただけ。隠しちゃっただけなの。
ごめんね？潤には体調悪いの隠すな―って言ってるのにね」
潤「うん。にぃ、かくすとおこるもん・・」
少し頬を緩ませる潤。
ハハ^^ちょこっと嫌み混ぜたんだ(笑)
智「潤は強いよ？だって、俺らの為に頑張ろうって思ってくれたんだもんね？
兄想いで、こーんなに優しくて、暖かい心持ってるんだもん。
強くないわけないじゃん、頼れないわけない。
嫌いになるなんて、逆にどうしたら嫌いになるか分かんないや^^」
そっと頬に手を添えて、
"甘えんぼの潤、俺大好きだよ？"って、
智にぃが伝えるとまたじわじわって涙を溜める潤。
智「泣かないの^^今度からちゃんと言うからさ。
４人に隠さないで、ちゃんと看病してーって頼むから(笑)
だから潤も１人で強くなろうって頑張らない事。
ね？潤が苦しいと俺らも苦しいから。
ほら、指切りして、約束しようね^^」
"４人"って言葉を少し大きめに言う智にぃ。
潤だから言わないんじゃないよって、
伝えたかったんだろうな・・・。
潤「んっ、ん・・にぃたちも、やくそくする・・っ」
翔「あっ、俺たちも？」
雅紀「いいね！しようしようっ^^」
ウンって、頷く潤を真ん中に囲み、
少し細い潤の指と俺らの指を絡めた。
ふふ^^何か恥ずかしや(笑)
和「あっ、潤君眠い？」
潤「んー・・」
なんとなく、誰も動かずほのぼのしてたら、
潤が智にぃの腕の中でうとうとしだした。
きっと安心したんだろうね・・。
智にぃも寝かしつけるように身体を軽く揺する。
潤「んー・・いっ、しょ・・？」
智「うん、一緒にいるからね？」
そっと目に手を当てられると、
智にぃの服を掴みながら、
すーっと眠りに落ちた潤。
なんとか布団に寝かせて顔を拭いてあげる。
和「智にぃ・・ごめんなさい・・。
潤君が手怪我したの、俺のせい・・」
俯きながら智にぃの傍に座る和。
近くにいた雅紀が、そっと智にぃに訳を耳打ちする。
智「和？和のせいじゃないでしょ？
ほら、おいで？和は何にも悪くないよー。
潤の事、支えてくれてありがとね^^」
和「・・・ん」
智にぃに包まれて、全体重を掛ける和。
俺らに言わなかったけど和も智にぃを求めてたんだろう。
智にぃに"和のせいじゃない"って抱きしめて欲しかったんだろう。
やっぱりすごいね、智にぃは。
智にぃの１言で皆が安心出来ちゃうんだもん^^
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マイアラ(プロフ) - 初めまして！おもしろく、みんなの絆が強くて涙が止まりませんでした。次も読みたいのでパスワード教えて頂けませんか？ (2018年4月7日 17時) (
レス) id: c36432277e (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - はじめまして面白くて一気にここまで来ました！次も読ませていただきたいのでパスワードおしえてていただけませんでしょうか？ (2016年5月24日 12時) (レス) id: 96efe55c6f (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - すごくおもしろいです！Part7も読みたいので、パスワード教えてください！ (2016年5月17日 1時) (レス) id: 70d4c7b9bf (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - １周年おめでとうございますっ！！これからも作品楽しみにしてます！頑張ってくださいねヾ(´∇｀)ﾉ (2014年4月10日 1時) (レス) id: dddb57723b (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - はじめまして！この小説PART1からみてます！そしてみゅうなさんの大ファンになりました！更新頑張って下さい♪ (2014年4月3日 17時) (レス) id: 03ff74e771 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうな
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2013年7月22日 1時
