■292 智 ページ49
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潤「智にぃっ」
智「お〜じゅん。元気だね〜。熱は？」
潤「ん？ないよ〜」
２日後、元気よく階段を降りてきた潤。
昨日は和は元気だったんだけど潤はまだぐったりしてて。
夜になったら大分楽そうにしててご飯も食べれてた。
んで、昨日の夜は一応３人で交代して潤の様子見てて、
俺が翔と変わるときにはくぅくぅ寝れてたから、
大丈夫だとは思ったけど、ぶり返さないか不安だった。
でもよかったぁ〜。元気そうだし、熱もないみたいだし。
・・・と思ったら(笑)
翔「まだ測ってないだろ〜？(笑)」
翔が体温計を持って苦笑いしながら降りてきた。
あれ？潤ちゃん嘘ついたの？(笑)
和と雅紀も苦笑い。潤は俺の背に身体隠した。
潤「さんぽ！」
翔「うん、行くよ？ちゃんと行くから測って？」
潤「ぜったい？ぜったい、いく？みんなで？」
なるほど。潤は皆で散歩に行きたいのね？(笑)
でも熱があると行けないと思って逃げてるのね？
なんて可愛い理由なんだ。でも可愛くてもダメだよ〜？(笑)
智「よっと、捕まえた〜」
潤「あっ、ちょっ・・」
後ろに手を回してきゅって寄せる。
翔「ふふ、ありがと智にぃ」
潤「むぅ・・ないのに・・」
拗ねてる潤は俺の背中に頭を押し付ける。
でも翔はひょいって服を持ち上げて体温計を挟む。
翔「じゅんー？逃げるのはいいけど、
起きてすぐガバッて起きちゃだめだって言ってるだろ？」
潤「はぁーい・・」
翔「クラってしたら危ないからね？」
潤「ん、怒んないで・・？」
翔「怒ってないよ？ふふ、大丈夫だって(笑)」
俺の背から離れてきゅって翔に抱きつく潤を優しく
笑いながら翔はぎゅってしてあげて、頭をゆっくり撫でる。
そのうち体温計がピピッと鳴って・・。
翔「よし、平熱！」
潤「ふふっ、やった〜」
智「よかったね〜」
翔から離れて、こんどは俺にくっつく。
ほんとに甘えるのが好きだね、じゅんは。
こうしてると俺も安心するんだけどね・・。
ここにいるって。どこにも行かないって思えるから。
潤「今日、智にぃどっか行っちゃう？」
智「んーん、行かないよ？」
潤「よかったぁ。じゃあ今日一緒だね」
智「ふふ、そうだね。一緒にいれるね〜」
潤「・・明日から、仕事だもんね・・」
寂しそうに呟いた潤。
その姿に「これからずっと傍にいれるよ」って、
言ってしまいたくなるけど、ぐっと堪えて我慢する。
明日、仕事先にやめるって伝えてくるからね、じゅん。
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マイアラ(プロフ) - 初めまして！おもしろく、みんなの絆が強くて涙が止まりませんでした。次も読みたいのでパスワード教えて頂けませんか？ (2018年4月7日 17時) (
レス) id: c36432277e (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - はじめまして面白くて一気にここまで来ました！次も読ませていただきたいのでパスワードおしえてていただけませんでしょうか？ (2016年5月24日 12時) (レス) id: 96efe55c6f (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - すごくおもしろいです！Part7も読みたいので、パスワード教えてください！ (2016年5月17日 1時) (レス) id: 70d4c7b9bf (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - １周年おめでとうございますっ！！これからも作品楽しみにしてます！頑張ってくださいねヾ(´∇｀)ﾉ (2014年4月10日 1時) (レス) id: dddb57723b (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - はじめまして！この小説PART1からみてます！そしてみゅうなさんの大ファンになりました！更新頑張って下さい♪ (2014年4月3日 17時) (レス) id: 03ff74e771 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうな
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2013年7月22日 1時
