■266 翔 ページ22
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潤「んーっ・・やっ、いかない・・っ」
翔「じゅーん？大丈夫だからお話聞いて？」
潤「やだっ！やだ！いい・・っ」
俺の膝の上で凭れかかって、
指いじったりしてニコニコしてたのに、
首横に振って俺から距離を取ろうとする。
急いで腕を掴むけど全然言うこと聞いてくれない。
翔「ちょっ、潤っ。落ち着けって・・」
潤「・・はなしてっ・・いか、ないのっ・・！」
前の記憶を思い出したのかパニック気味になる潤。
するとそんな潤の後ろに智にぃが座りこんで・・。
智「よいしょっ、捕まえた^^」
俺の腕を離す事に必死だったから、
潤は簡単に智にぃの腕の中に包み込まれた。
潤「さとにっ、おれやだ・・っ」
智「じゅん？お風呂ね？俺らで貸し切りだよ？」
潤「・・んぅ・・？」
ピタリと、潤の動きが止まった。
あ、そっか・・早く伝えちゃえば良かったのか・・・。
何慌ててんだよ、俺は(苦笑)
智「ここの旅館ね？大きなお風呂貸し切りにしてくれるんだ^^」
潤のくりくりの目が不思議そうに智にぃを見つめる。
智「だからね？そんな怖がらなくてだいじょーぶ。
ね？俺らしかいないから。怖い人いないよ？
潤に言うの遅くなってごめんね？」
智にぃは潤の頭そっと撫でて、
目を合わせながら"怖いものないよ"って伝える。
潤「・・んと？ほんとに、大きいおふろ入れる・・？」
智「うん、入れるよ？^^泳いでもへーきだよ〜(笑)」
潤「こわい人、いない・・？」
智「いないよ？大丈夫。ごめんね？すごいドキドキしちゃったね・・」
潤「・・ん、大丈夫・・^^」
抱き直してポンポンッて潤の、
胸元たたいて落ち着かせてあげる智にぃに、
潤も安心したみたいで微笑んだ。
室内がほっとした雰囲気に包まれる。
潤が苦しそうだと、俺らも苦しいから・・・。
智「じゅん、お風呂行く？」
潤「・・ん、まだいい・・」
前の記憶思い出して怖くなったのか、
智にぃの服きゅっと掴んで離れられない潤。
今怖い事が無いのは潤も分かってるんだけどね・・。
雅紀「どうしよっか・・」
雅紀が小声で問うてきた時に、
和「潤君、見て見て」
潤「ん？なに・・？」
和「このステージクリア出来た」
智にぃに凭れかかってる潤に、
和はゲーム機を見せて何かを自慢してる。
潤「わっ、ほんとだ。すごいね和にぃ^^」
和「ふふっ、潤君のセーブデータでもやっちゃおっかな〜」
そう言ってゲーム機を潤から遠ざける。
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マイアラ(プロフ) - 初めまして！おもしろく、みんなの絆が強くて涙が止まりませんでした。次も読みたいのでパスワード教えて頂けませんか？ (2018年4月7日 17時) (
レス) id: c36432277e (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - はじめまして面白くて一気にここまで来ました！次も読ませていただきたいのでパスワードおしえてていただけませんでしょうか？ (2016年5月24日 12時) (レス) id: 96efe55c6f (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - すごくおもしろいです！Part7も読みたいので、パスワード教えてください！ (2016年5月17日 1時) (レス) id: 70d4c7b9bf (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - １周年おめでとうございますっ！！これからも作品楽しみにしてます！頑張ってくださいねヾ(´∇｀)ﾉ (2014年4月10日 1時) (レス) id: dddb57723b (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - はじめまして！この小説PART1からみてます！そしてみゅうなさんの大ファンになりました！更新頑張って下さい♪ (2014年4月3日 17時) (レス) id: 03ff74e771 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうな
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2013年7月22日 1時
