緊急事態 ページ46
〔えんらえんらside〕
急に不思議な振動が平釜平原を襲った
屋敷内にいた妖怪たちは驚いていて戸棚のものが倒れないようにしたり、逃げ道の確保をしたりと走り回っていた
その場にいた日ノ神さんも少しびっくりした表情を見せていたが、すぐに気難しい顔をしながら四角いカラクリ(パソコン)に目を向けた
えんらえんら「こ、この揺れは一体…」
ヒライ神「えんらえんら！そっちは大丈夫か！？」
えんらえんら「ええ、今はとにかくみんなの避難を優先して！」
ヒライ神「わかった！」
日ノ神「うん…これは相当まずいね」
えんらえんら「なにかわかったんですか？」
日ノ神さんが操作している四角いカラクリ(パソコン)を覗き込む
画面に書いてある内容は詳しくわからなかったけど、地図が載っていたからたぶん現在の桜町の情報かもしれない
日ノ神「もしもし？聞こえる？」
ジバニャン『ニャニャ！？この声は日ノ神かニャン！？』
フユニャン『ジバニャンの鈴に通信機みたいなのを仕込んでたんですか？』
日ノ神「うん」
大ガマ『なあ、こっちにあるものをそっちに転送できたりしないか？』
日ノ神「できるよ」
ケータ『じゃあ大やもりをそっちに転送してください！怪我がひどいんです！』
日ノ神「わかった」
一通り話し終えた日ノ神さんが指を鳴らすと、瑠璃色の光の中から傷だらけの大やもりが現れた
えんらえんら「大変！すぐに手当てしないと！」
日ノ神「そっちにはAちゃんはいないの？」
ケイゾウ『大やもりの話だと、傷だらけのまま夕陽ヶ丘工場に取り残されているらしいぞ』
ウィスパー『大やもりより傷がひどいようですよ…お、重い……』
私には日ノ神さんの会話は聞こえないけど、かなり緊急事態なのがわかる
とりあえず大やもりは治療室に運んで、キズナースやろくろ首たちに頼んで手当てしてもらいましょう
日ノ神「工場に着いたら、また連絡してくれるかな」
ケータ『Aは転送できないんですか！？』
日ノ神「まだ夕陽ヶ丘工場にいたのでは、怪魔の力によって転送拒否されるかもしれないからね」
ケータ『…わかりました』
大ガマ『んじゃ、あと連絡すっから』
日ノ神「うん」
えんらえんら「…日ノ神さん、桜町は助かりますよね？」
日ノ神「…ああ、助かるよ」
そう言った日ノ神さんの顔はひどく暗かった
ーーーーーーーーーーーーーー
一時ネットが繋がらなくてびっくりしました…！
だから更新ちょっと遅れました(殴
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マリー(プロフ) - えんえんトンネルのとはえいえん鉄道は乗ると出口にすぐ近くなります (2018年3月13日 22時) (
レス) id: caf7b3b7ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - とても面白かったです!今から続編読みます!!これからも頑張って下さい!応援してます!! (2016年4月25日 15時) (レス) id: faa5f34eeb (このIDを非表示/違反報告)
西谷愛好家@ふるーてぃー(プロフ) - 怪魔がウバウネより強いということはありえません駄作ですね^^ (2016年3月27日 8時) (レス) id: 6393f6a0c9 (このIDを非表示/違反報告)
ケータLOVE！ - 続編完成しました！作者で調べたらすぐ出てきますy（続編の貼り方がわからないだけです…← (2015年1月21日 19時) (レス) id: 3349e45b82 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 続編楽しみにしています！頑張ってください!! (2015年1月21日 17時) (レス) id: f1f3437a86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ケータLOVE！ | 作成日時：2014年10月2日 22時
