信じない ページ39
〔妖怪Aside〕
大ガマ「ケータ、ちょっといいか？」とんとん
ケータ「大ガマ？別にいいけど…」
大将さんが襖を開けると、そこには人間と数匹の妖怪がいた
私たちがいて驚いているのか、表情が一点張りになっている
ケータ「えっと…はじめまして？」
日ノ神「はじめまして、日ノ神と申します」
日ノ神はいつものように懐から四角いケースを取り出し、中に入っている名刺を差し出した
大将さんにも、妖怪たちにも
ケータ「あっ、ご、ご丁寧にどうも…」
日ノ神「君たちに協力してもらいたいことがあって来ました」
ケータ「協力してもらいたいこと？」
ケイゾウ「フユニャン、めーしってなんだ？」
フユニャン「名刺というものはだな…」
ケータ「ちょっとケイゾウ！フユニャン！」
ケイゾウ「ああ、悪い悪い」
フユニャン「すまない」
日ノ神は一同が静まると、私に向かって手招きをした
人間たちや、他の妖怪の視線が私に集まる
私は渋々一同の輪の中に入った
日ノ神「この子の名前はAといって、ずっと前に怪魔に体を奪われました」
ケータ「体を怪魔に…」
ケイゾウ「奪われた！？」
日ノ神「はい、なのであなた方が見たであろう怪魔の長の本名はAではありません」
『私の記憶や意思をコピーした、怪魔の中でも一番の強者かと_______(ガチャン！』
私の言葉を遮るように、なにかが割れる音がした
その場にいた全員が襖の向こうを見る
大ガマ「…？大やもり、どうしたんだよ」
大やもり「________だ…」
大ガマ「えっ？」
大やもり「嘘だ！！そんなの嘘だ！ボクは信じない！あれはAだ！！」
お茶を持ってくるつもりだったのか、足元にはおぼんとコップの破片が散らばっている
日ノ神「君は会ったんだね、あの子に…」
大やもり「ああ会ったよ！だからこそその話が信じられないんだ！！」
大ガマ「お前…そんな話一度も____」
大やもり「バレたら怒られるかと思って…でもこれだけは今言うよ…」
一息入れたあと、彼はとんでもない言葉を発した
大やもり「ボクはAが好きだから、みんなが反対してもボクは彼女を説得して付き合う！！…て決めたんだ」
えんらえんら「……へ？」
「「「「「えええええええ！！！！？？？」」」」」
大やもり「わ、悪い！？////」
大ガマ「えっ！？でもお前…ええええ！？嘘だろ！？」
みんながどよめく中、私だけが黙っていた
なんか顔が熱くなって…声も出ないから
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マリー(プロフ) - えんえんトンネルのとはえいえん鉄道は乗ると出口にすぐ近くなります (2018年3月13日 22時) (
レス) id: caf7b3b7ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - とても面白かったです!今から続編読みます!!これからも頑張って下さい!応援してます!! (2016年4月25日 15時) (レス) id: faa5f34eeb (このIDを非表示/違反報告)
西谷愛好家@ふるーてぃー(プロフ) - 怪魔がウバウネより強いということはありえません駄作ですね^^ (2016年3月27日 8時) (レス) id: 6393f6a0c9 (このIDを非表示/違反報告)
ケータLOVE！ - 続編完成しました！作者で調べたらすぐ出てきますy（続編の貼り方がわからないだけです…← (2015年1月21日 19時) (レス) id: 3349e45b82 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 続編楽しみにしています！頑張ってください!! (2015年1月21日 17時) (レス) id: f1f3437a86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ケータLOVE！ | 作成日時：2014年10月2日 22時
