怪魔の姫君はウバウネより強い！？【妖怪ウォッチ】

もう一人の女の子 ページ24

〔大やもりside〕

大やもり「お待たせ！アイスでもいいかnーーーーーー」

「アイス？嬉しいなあ！私、アイス大好きなの！」

大やもり「A……？」

「早く食べないと溶けちゃう！食べないなら貰うね？」


A…いや、Aに似たような女の子がボクの手からアイスを奪い取った
そして幸せそうに微笑み、アイスを頬張る
しばらくして呆気にとられているボクに気づき、キョトンとした表情を向けてきた


「そういえば、あなたは誰？アイスをくれたから、敵ではなさそうだけど」

大やもり「いや…君はAじゃない…の？」

「AだけどAじゃないかな」

大やもり「意味わからない…Aじゃないならこれからはボクに話しかけないで」

「つれないなあ、君から話しかけてきたんでしょ？大やもりクン♪」


こいつ…なんでボクの名前を …


「大やもりクンは、Aのことが好きだったりする？」

大やもり「そんなこと聞いてどうするっていうのさ」

「べっつにー？ただ君が面白そうだから、ターゲットにしちゃおっかな〜って」

大やもり「早く消えてくれないかな？お前と話すと気分が悪くなる」

「見かけによらず随分毒舌だね、まあいいや」


「今日は帰ってあげるよ」と言った瞬間、Aの体がボクの体にもたれかかってきた
多分、元のAに戻ったと思う


大やもり「なんなんだあいつは…」

「ん…大やもりぃ…」

大やもり「…寝言か」


これをAに伝えるとなると、結構な有機が必要になるな

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