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〜吉良〜
吉良「良い子だねAさんは。ちゃんと私の言うことを聞いていれば痛い思いはしなくて済むんだよ」
Aさんはまだ完全に魔女の力を把握しているわけではない
時間逆光は意識的に使うものではない
第2に、例え使えたとしても今のわたしのようにAさんの血を舐めていれば時は戻せない
万能な力にもそれ相応のルールが存在する
吉良「それじゃあAさん。まずは……そうだな。前回の続きをしよう」
「つ、つづ……?」
吉良「何をそんなに身構えているんだい。家具を選ぶんだよ。Aさんの好みに合わせたい」
※77
ソファーに座ってAさんの指をしゃぶりながらカタログをめくっていく
たまらない幸福感
怯えるAさんを見ていると、これ以上の刺激はマズいと判断し、やめた
吉良「これから話すのはわたしの妄想だ。決して現実に起きたことじゃあないからね。実はね。何度か人を殺そうと思ったことがあるんだ」
「っ!!?」
吉良「違う違う。本当には殺していない」
好みの手はたくさん見つけたが危険を犯してまで手に入れるほどでもなかった
吉良「家具選びはこの辺にして、もう一つの続きもしようか」
身体をなぞると大袈裟に反応して見せた
吉良「岸辺露伴にはまだ許してないんだよね?」
「いや、あの……」
吉良「わたしがAさんを大人の女性にしてあげるからね」
ベットまで行く時間が惜しい
そのままソファーに押し倒した
「やだぁ…助け……承太郎さん」
忌々しいその名を呼ぶ口を塞いだ
キスだけで全身の力が抜けるなんて可愛いな
吉良「大丈夫だよ。ちゃんと優しくするから」
承太郎「そいつは合意の上じゃあ、ないんだろ」
バカな!!
なぜこの男がここに!?
来られるはずがないのに……!!
承太郎「露伴からAがいなくなったと連絡を受けて探してみれば……。気付いたらこんなとこに足が進んでいてな」
吉良「それなら出て行ってもらおうか。部外者、なのだから」
承太郎「そういうわけにはいかねぇな」
この男のスタンド能力がいかに優れていようが今のわたしには関係ない
出せるわけがないのだ
“わたしが許可していないから スタンドを出すことを”
吉良「生身の人間ではわたしのキラークイーンには勝てはしない」
承太郎「一体何をした」
吉良「何も。わたしは、ね。だが、許可はしない。わたし達の空間に貴様がいることは」
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まゆ(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます!ようやく完結の目処が立ってきたので、このまま一気にゴール……出来たらいいなと思ってます(><) (2022年10月10日 19時) (レス) id: ee04455451 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 初コメ失礼します!この作品面白くてつい一気読みしちゃいました!更新頑張ってください🔥楽しみに待ってます! (2022年10月10日 12時) (レス) @page18 id: 2a8d4606f0 (このIDを非表示/違反報告)
chiotea(プロフ) - 続き楽しみにしています。 (2022年3月20日 1時) (レス) id: 41baf9785a (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - おさばさん» コメントありがとうございます!!最近は更新ができなくて申し訳ないです(><) (2021年2月22日 7時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
おさば(プロフ) - 初コメ失礼します!すっごい面白いです…!!更新楽しみに待ちます!無理はなさらず…! (2021年2月22日 1時) (レス) id: 1de1f7238a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆ | 作成日時:2018年7月7日 22時