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〜承太郎〜



Aの持つ魔女の力のことは大体分かった



が、まだ全てじゃない


力を発動する条件が存在する



Aの母親から資料をもらったが、やはり長い月日が経ちすぎていてほとんどのページが破損していた


仗助「だーかーらー!!俺じゃねぇっての!!」


露伴「ならなぜ!Aがいきなり消えるんだ!?」


仗助「知らねぇっての!!」


承太郎「何の騒ぎだ」


康一「じ、実はですね……」


承太郎「Aがいなくなった?いや待て。それより理解し難い言葉が聞こえたのだが。露伴。Aと付き合っているのか」


露伴「ええ。今日からですけど。で、ちょっと目を離したすきに仗助にかっさらわれたんです」


仗助「濡れ衣すぎるわっ!!」


露伴「じゃあ他に!誰がいるって言うんだ」


承太郎「いいから手分けして探せ。俺は向こうを見てくる」


資料をカバンに入れてAが行きそうな場所を虱潰しに探す


胸がザワつくのはAがいなくなったからじゃない


Aと露伴が付き合っているからだ


漫画家として尊敬しているのは嫌というほど知っていたが、異性として見ていたとは


憧れが好意に変わるのはごく稀



『助け……承太郎さん』



承太郎「A?」


気のせいじゃあない


確かにAの声が聞こえた



なぜだろうか。自然に足が進む



辿り着いた場所はどこかの民家で、そこではAが押し倒されていた


吉良「大丈夫だよ。ちゃんと優しくするから」


承太郎「そいつは合意の上じゃあ、ないんだろ」


まずはこのゲス野郎をぶっ飛ばしたあとに、状況の説明を聞けばいい


吉良「許可はしない。わたし達の空間に貴様がいることは」


何っ!?どういうことだ!?


スタンドじゃあない


明らかに別の何かが俺を家から追い出した


しかも!!


さっきまで俺がいた場所


仗助「A見つかりましたか」


承太郎「あぁ」


仗助「マジっスか!?どこで!?」


承太郎「さぁ」


仗助「ちょっと。ふざけてる場合じゃないんですよ」


承太郎「居場所は分からん。だが連れ去ったのは吉良。吉良吉影だ」


仗助「吉良?吉良ってあの吉良さん!?」


露伴「何であの男がAを」


承太郎「少なくとも俺が見たあの光景は……」


思い出すだけで腸が煮えくり返る



どうにかあの家に行かなければ


早くしなければAがあの男に



Aがもう一度俺を呼べばおそらく俺はそこに行ける



名前を呼ばれるのを祈るしか出来ないのか

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設定タグ:空条承太郎 , 吉良吉影 , 岸辺露伴   
作品ジャンル:アニメ
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まゆ(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます!ようやく完結の目処が立ってきたので、このまま一気にゴール……出来たらいいなと思ってます(><) (2022年10月10日 19時) (レス) id: ee04455451 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 初コメ失礼します!この作品面白くてつい一気読みしちゃいました!更新頑張ってください🔥楽しみに待ってます! (2022年10月10日 12時) (レス) @page18 id: 2a8d4606f0 (このIDを非表示/違反報告)
chiotea(プロフ) - 続き楽しみにしています。 (2022年3月20日 1時) (レス) id: 41baf9785a (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - おさばさん» コメントありがとうございます!!最近は更新ができなくて申し訳ないです(><) (2021年2月22日 7時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
おさば(プロフ) - 初コメ失礼します!すっごい面白いです…!!更新楽しみに待ちます!無理はなさらず…! (2021年2月22日 1時) (レス) id: 1de1f7238a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆ | 作成日時:2018年7月7日 22時

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