4人のスタンド使いに惚れられた女の子

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〜承太郎〜



承太郎｢どういうことだ」



スピードワゴン財団に頼んでAのことを調べさせたはいいが


調査結果は我が目を疑うことだった





Aの祖母


朝雪静女は8年も前に死んでいる




財団｢それと他にも気になることが」


※スピードワゴン財団の人の表示は↑の通りします
名前はないです




承太郎｢なんだ」


財団｢朝雪Aの母親と会ったのですが妙なことを仰ってまして。娘、つまり朝雪Aは死んだと」


承太郎｢生きているだろ。現に俺は何度もAと」


財団｢これが当時の写真です」


承太郎｢………」


写真に写っているのは幼いが紛れもなくAだ


だが、髪の色が違う



スタンド使いではない



A……




お前は一体何者なんだ




あの教祖の言葉を不意に思い出す




魔女……














〜露伴〜




待ち合わせ時間になってもAは現れなかった



遅刻か？


珍しいな



10分や20分時間が過ぎたからといって僕は目くじらは立てない



Aだけに限るが




それにしても遅いな



まさか事故に……ありえないことではない


一応連絡してみるか


携帯を取り出した瞬間、誰かに抱きつかれた



顔なんて見なくてもこの髪は僕の待ち人



露伴｢どうしたんだA」


｢露伴先生がいたから……」


う……こんな可愛いことをそんな上目遣い(かお)で言うなよ



僕もAを抱きしめるのが正解なのか？


これは




露伴｢電車が来るから切符を買おう」





流されてはいけない



我慢できなくなる





｢そ、そうですね！ところで今日はどこに行くんですか」



露伴｢動物園だよ」


｢パンダ……！？」


露伴｢いるといいな」



さっき震えていたと思ったが気のせいだったか？


｢パンダ♪｣


こんなにも目を輝かされると動物園にして良かった

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