13 ページ13
〜承太郎〜
やれやれだぜ
こんな奴のために死んでいった人間がいると思うと反吐が出る
｢あれ、え……いつの間に……？」
時間を動き出すと教祖がぶっ飛んでることに混乱していた
承太郎｢まさかとは思うがあの子に手は出してないよな」
遥二｢何度も出そうとしたよ」
承太郎「((ﾋﾟｸｯ」
その瞬間、体の中に得体の知れない感情が渦を巻いた
拳を固く握りしめた
更に一歩、近づくと教祖は小さく笑った
遥二｢でも出来なかった。あの魔女には」
承太郎｢魔女？」
遥二｢そうだよ。朝雪Aは魔女だ」
教祖は意識が飛ぶ前にその旨を話した
遥二｢あの子より可愛い子なんてたくさんいるし見てきた
なのに
あの子の口から自分以外の男の名前が出るだけで嫉妬して怒りがこみ上げてくる
自分以外のことを考えてる中で不意に自分の名前を呼ばれると嬉しくてたまらない
どこにいてもあの子の姿を探してしまう
その証拠にあんたは、俺を見ていない
ずっとあの子を見てる。今だって」
言われて初めて気付いた
俺の視界にはいつもあの子がいる
完全に無意識だった
遥二｢あの子は心も思考さえも奪う。まさに魔女じゃないか」
｢承太郎さん？何を話してるんですか？」
承太郎｢何でもない」
会話の内容をわざわざ教えてやることはない
Aだって好きでこんな変態に好かれているわけではないのだから
これ以上、辛い思いをさせたくはない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 232人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆ(プロフ) - (*´ー｀*)さん» ありがとうございます！ジョジョはほぼ毎日更新してるのでお待たせすることはないと思います！ (2018年4月10日 17時) (
レス) id: 081479619d (このIDを非表示/違反報告)
(*´ー｀*) - 続き楽しみにしてますヽ(*´＾｀)ﾉ陰ながら応援しています (2018年4月10日 17時) (レス) id: 4de10ffa38 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まゆ
| 作成日時：2018年3月28日 0時
