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ー数日後ー
〜露伴〜
息抜きに外に出てみると僕の大嫌いな東方仗助が見知らぬ女の子と歩いていた
彼女……なわけないよな
あんな奴に惹かれる女の趣味が僕には理解できない
顔は……まぁまぁ良い
美人というより可愛い系だな
向こうはまだこっちに気付いてないみたいだし、このまま素通りする手もある
関わって面倒事に巻き込まれるのも嫌だしな
｢仗助くん。あの人こっち見てるけど知り合い？」
仗助｢げ…露伴じゃねーか。いやー。知り合いっつーかよォ……」
｢それなら挨拶しておかないと｣
仗助｢いいんだって。そんな事しなくても｣
露伴｢人の顔を見て露骨に嫌そうな顔をするなんて失礼だろ」
仗助｢いや…あはは」
露伴｢たく…そっちの君は…」
｢は、初めまして。朝雪Aです」
露伴｢僕は岸辺露伴。まぁ好きに呼んでくれ」
｢もしかして、漫画家の岸辺露伴先生ですか？」
露伴｢そうだが……」
｢こんな所でお会いできるなんて光栄です！！」
仗助｢露伴先生のこと知ってんのか」
｢知ってるよ！大ファンだもん！！杜王町に露伴先生が住んでるって噂は聞いてたけどまさか本当に……。あああの、こ、これにサインとか…お願いできますか？」
露伴｢僕の漫画……。持ち歩いているのか」
｢はい！あ……やましい気持ちじゃなくてですね。その…お守りみたいなもので……。決して偶然会ったらサイン貰おうとか思ってないです」
露伴｢ふーん…」
発言が矛盾しているな
サインを貰うつもりがないなら、欲しいなんて口にするのはおかしい
｢やっぱりダメ…ですか？」
普段の僕なら嫌だと断ってるだろう
なんてったって仗助と知り合いの奴だからな
類は友を呼ぶとも言う
絶対にロクな人間じゃあない
でもこの子のお願いはなぜか、聞いてあげたくなる
露伴｢かまわないよ。ただ今はペンを持っていなくてね。借りてもいいかい」
｢は、はい！えっと…ペンペン…ない…」
露伴｢仗助。お前は持っていないのか」
仗助｢持ってるわけねーっしょ」
｢露伴先生！サインはまた別の機会にお願いします。今日はお会いできて本当に嬉しかったです。お仕事頑張って下さい」
引き際もわきまえてるのか
ますます仗助なんかと不釣り合いだな
たかがサインぐらいでそんな落ち込まれると心が痛む
諦めて鞄にしまい、仗助と行ってしまおうとする彼女に言葉をかけた
露伴｢よければ僕の家に来ないか」
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まゆ(プロフ) - (*´ー｀*)さん» ありがとうございます！ジョジョはほぼ毎日更新してるのでお待たせすることはないと思います！ (2018年4月10日 17時) (
レス) id: 081479619d (このIDを非表示/違反報告)
(*´ー｀*) - 続き楽しみにしてますヽ(*´＾｀)ﾉ陰ながら応援しています (2018年4月10日 17時) (レス) id: 4de10ffa38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2018年3月28日 0時
