2話〈勧誘〉 ページ3
放課後
どこの部活にしようか迷っているクラスメイト達から離れて
ある場所へと足を運んでいた
…
「是非バスケ部へ!」
「茶道部楽しいよ!」
廊下には先輩たちが部活勧誘をしていた
「うわ…」
ここを通らないといけないか
「ねぇねぇ、そこのキミ!
可愛いね!バスケ部のマネージャーやらない?」
「なにいってんだよ!弓道部、今部員少なくてさ…
部活、決まってないなら入らない?」
いつの間にか先輩に囲まれていた
しかもほとんど男子
「あの、私部活の入部届けだしたので…」
「そんなの書き直せばいいことじゃん!」
だんだん先輩たちが近づいてくる
高校って、こんなに怖いの?
恐怖と同時に私の中で何かがプツンッと切れた
「……て…よ」
「あ?」
「どいてよ!!
部活は男子バレー部マネージャーやるんだから!!」
―――――――――――――
?side
「これ、今んとこの入部届け」
「サンキュー。
少ないな、昔は多かったはずなのに」
確かに、4人にマネージャー1人
「こっから増えるって大地!」
「潔子さん!今日も美しいっす!」
用が済んだのでマネージャーはすたすたといってしまった
「ガン無視興奮するっす!!」
マネージャー希望か…
入部届けの紙を見て自然に顔がほころぶ
また一緒に居られるな
「どいてよ!!
部活は男子バレー部マネージャーやるんだから!!」
いきなりの怒鳴り声に俺達3人は後ろを振り返った
そこにいたのは
2、3年生の勧誘に囲まれている
「A…?」
俺の幼なじみがいた
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
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あずきいろ
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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作者名:霧雪彼方 | 作成日時:2014年8月26日 23時