検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:23,956 hit

冷えピタ2*s ページ2

「ん〜、うるさ…い」



ぺちぺちぺちと、ダホのお腹を叩く


打楽器みたい、そー言って無邪気に笑うA


それに顔をしかめるものの起きないダホ



「はーい、どーも!シルクです


今回のセカンダリは、まめがダホを起こさずにで遊んでまーす!


こんなんやってもこいつ起きねーのな」



無意識に、セカンダリ用のカメラを回す



カメラを回している俺に振り向き、イェーイなんてピースするA



「昨日3人で呑んでたんだけど、ダホちゃんだけぐっすりだからね、なにしても起きないよ!
ダホちゃんじゃなくて打楽器ちゃんだ!」



ハッとした顔で俺を見上げ、ポンっと手を叩くA



「新メンバー、打楽器、参!戦!!」




「つまんねーよ!!なに上手いこと言ったって顔してんだ


そんでもってスマブラみてーに言うな!!」




ぺしっとAの頭を叩く



「いてっ」っと言いながら、ぷくっと頰を膨らますA



そろそろカメラを止めよーとしたら、今度はダホのお腹をこね始めた



「へいらっしゃい!一杯150円のうどんやで!」



あほか、そう言いながらAのサラサラした髪の毛をくしゃっと撫でる



うへへへへ、なんて気持ちの悪い、だらしない笑顔で俺のことを見上げる




そう、こいつのこの笑顔を見ると、胸が苦しくて、息が苦しくなる。



最近からじゃない



ずっと前から、こいつの笑顔は苦手なんだ。





「はい、セカンダリしゅーりょーな



そろそろモトキくるし、腹減ったからダホ起こしといて


俺コンビニ行ってくるわ」




カメラを止めて、机の上に置く



間の抜けた返事を俺にかけて、ダホを起こしにかかるA



その声を背中越しに聞き、自分の部屋を後にする




「あー、なに買ってくるか聞くの忘れたわ〜」




玄関のドアが閉まった瞬間、廊下に響いた俺の声



ドアの向こうから「アイス!!」って声が聞こえたのは



気のせいってことにしておこう





########
セカンダリ
新メンバー加入?!打楽器参戦!


Twitter
@まめ
ダホちゃん起きないし、シルクはコンビニ行ったから暇すぎチーン
モトキはよこーい!!
シルクはアイスを買ってこーい!

>>@モトキ
今チャリで向かってるとこだよ〜( ˘ω˘ )
もーちょっと待っててね〜( ˘ω˘ )スヤァ

>>@まめ
寝るんじゃなーい!!

冷えピタ3→←冷えピタ:1 プロローグ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (66 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
229人がお気に入り
設定タグ:Fischer's , シルクロード , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みーこ(プロフ) - 初コメ失礼します!内容とか話の流れめっちゃ好きです〜!!更新楽しみにしてます!! (2018年3月2日 11時) (レス) id: 9cd930825e (このIDを非表示/違反報告)
セイラ(プロフ) - 初コメです!シルク素直になれよーw 更新楽しみに待ってます! (2018年2月20日 0時) (レス) id: 208242c08f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おまめ | 作成日時:2018年2月13日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。