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2話 ページ4

昼休み…

クラスの子達は、友達と一緒に食事をとったり、購買にパンを買いに行ったりと、様々だ。

まあ、あんな事を言った僕に声をかけるような奇特な人は―…

天馬「おーうーかーさんっ!一緒にご飯食べようよ!」

……………いた。確か松風くんだ。
しかも満面の笑みを浮かべてる。

貴方「…何で」
天馬「いや、さっきあんな事言ってたけど、緊張してただけかもなって。だから行こう?屋上に友達も集まってるんだ」
貴方「…良い」
天馬「遠慮しないで、さ」
貴方「良いって言ってるだろ!

何なんだよ、今日会ったばかりの癖に、もう友達気取り?

おめでたいよね、君は。

そう言う奴が、いつ裏切るか分からないのにさ」

僕はそう怒鳴り、弁当を持って松風くんを押しのけ、教室を後にした。

――――――――――――――――

天馬side

天馬「あはは…失敗しちゃった…」

屋上で、集まった他の1年メンバーで弁当を食べる。

今日転校した桜花さん…彼女から、特別な気配を感じたから、話したかったんだけどなぁ。

狩屋「それにしても…やっぱアイツにもあったぜ、妖力」
葵「うん…。私も感じた」
信助「僕も!アレ相当強い奴だよ」

今の会話で察した人もいるだろうけど…俺達は全員、妖怪の血を引く「半妖」だ。

俺達のご先祖様に妖怪と交わった人がいて、そうやって生まれてくるのが妖怪と人間のハーフ…半妖。

人間の特徴も、妖怪の特徴も併せ持った存在。

それが、俺達。

天馬「あの子…あのままだと危険だよ。ただでさえ俺達は何があるか分からないのに…」
剣城「そうは言ってもな…」

と、お弁当をすでに食べ終えて、日向ぼっこをしてた剣城が上半身を起こして口を開く。

剣城「…その桜花って奴は、関わって欲しくなさそうなんだろ。だったらそっとしておくべきじゃないか?」
輝「うん…個人の考えもあるだろうし」
黄名子「うー…ウチもそう思うけど…桜花さん大丈夫かなぁ…」
天馬「うん…」

けど、このままじゃあまり良くない。

ただでさえ俺達は…狙われやすいのに…

あれこれ考えて、昼休みが終了する。

自分達のクラスに戻る剣城達と別れて、俺達も自分のクラスに向かった。

授業中も上の空で考え、俺は決めた。

彼女に、サッカー部に入ってもらうんだ!

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設定タグ:イナズマイレブンGO , 妖怪   
作品ジャンル:ファンタジー
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まねきねこ(元常連客) - 更新頑張って下さい!!! (2015年11月28日 21時) (レス) id: 3322158484 (このIDを非表示/違反報告)
常連客 - 面白かったです、更新頑張って下さい! (2015年9月26日 22時) (レス) id: 3322158484 (このIDを非表示/違反報告)
暗闇夜乃(プロフ) - 奥が深くて面白いです!更新頑張って下さい!!(自分、人の事言えない) (2014年9月19日 20時) (レス) id: 13b05c9826 (このIDを非表示/違反報告)
心音アユル(プロフ) - 時雨 伊織さん» ありがとうございます!いぬぼくもイナズマも面白いですよね!ウチも大好きです! (2014年8月27日 9時) (携帯から) (レス) id: b8f1ae8231 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 伊織(プロフ) - 面白いです!僕もいぬぼくもイナシリも大好きです!作ってくれてありがとうございます! (2014年8月27日 0時) (レス) id: 1c47104d12 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心音アユル | 作成日時:2014年8月26日 17時

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