初恋〜first love 2〜 62 ページ26
亜嵐は凛ちゃんと付き合ってない。
そんな事言われたって…
私どうしたらいいかわかんないよ。
もういっそ誰も好きにならなくていいよ…
玲於:「いた。」
『玲於くん?どうしたの?』
玲於:「遅かったから探してたんだよ。なにしてたの?」
ホントの事言ったら玲於くんはどんな反応するんだろう。
亜嵐の事言ったらきっと傷つくよね
自分の感情で誰かを傷つけるくらいなら
私は自分が傷つく方を選ぶ。
『あー。なんかね、中学の時仲良かった子と久しぶりに会ったからちょっとサボって話そうよってことになって』
玲於:「ふーん。よかったじゃん。」
バレてないよね。
『ごめん。ちょっとお手洗い行ってくるね。』
モヤモヤが〜…消えない〜…
聞きたいけど聞きたくない…
もうやだ。
普通に恋してる子ならこういうシチュエーションの時どうしてるんだろう?
胃が痛い…
私はしゃがみこんだ。
亜嵐:「A?大丈夫?」
『あ、亜嵐…』
顔が見れない。さっきの話を思い出しちゃう。
亜嵐:「保健室連れていこうか?」
亜嵐が私の手をとる
『い、いいっ…!私は大丈夫だからっ』
手を振りほどいて立ち去ろうとした時
亜嵐:「ちょっ!なんで俺から離れてくんだよ!」
『だって、こんなところ玲於くんと凛ちゃんに見られたら大変でしょ?』
そんなの嘘。私が怖いだけ。
亜嵐:「俺はそんなの気にしねぇよ。幼馴染なんだから別に話したりしたって問題ないじゃん」
『もう私を困らせないで。苦しめないで。もうやだよ…』
亜嵐:「俺がいつAを困らせたんだよ。てか、困らせてたなら言えよ。俺ら気を遣う仲じゃねぇだろ?」
『違う!亜嵐は悪くない!私が勝手に悩んで苦しんでるだけ!だからほっといて…』
もうやだ。心臓が破裂しそう。
亜嵐:「俺さ、どんな時でもAのこと一番最初に考えちゃうんだよ。気付けば目で追いかけてて…俺はAが一番大事なんだよ。」
やめてよ…そんな事言わないで…
嬉しいのに苦しいよ…
『そ、そういうのは好きな人に言え。バカッ!』
私はこれ以上亜嵐と話したくなくてその場から逃げ出した。
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も え(プロフ) - やっぱそうですよね!エロバカ亜嵐とかエロバカなっちゃんだし、放送とかも…私、はちこいめっちゃ好きでマンガも小説も全部持ってるんで、はちこいって分かった瞬間すごく嬉しくて!笑 (2017年4月4日 20時) (レス) id: 15713a1589 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん(プロフ) - も えさん» そうです!はちこい知ってる人に初めてあいました! (2017年4月4日 20時) (レス) id: c137379bdb (このIDを非表示/違反報告)
も え(プロフ) - とっても面白かったです!ひとつ聞いてもいいですか?このお話ってマンガのハチミツにはつこいをモデルにしてますか?もし違ってたらごめんなさい! (2017年4月4日 18時) (レス) id: 15713a1589 (このIDを非表示/違反報告)
こもみづ(プロフ) - あらこもりさん» ありがとうございます!楽しみに待ってます! (2017年1月12日 17時) (レス) id: c137379bdb (このIDを非表示/違反報告)
あらこもり - 私コメントで参考になるならよかったです♪これからもコメントします!!笑 (2017年1月12日 16時) (レス) id: 08e1534ff2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こもりん | 作成日時:2016年12月29日 15時