初恋〜first love 2〜

初恋〜first love 2〜 46 ページ3

待って待って！







デートなんてしたら…









『玲於くん！誰かに見られたらどーするの？』









玲於:「別にいいだろ。」









『でも…』









誰かに見られるとは限らないけど









もし亜嵐に見られたら…









玲於:「なに？もしかして幼馴染みのこと気にしてんの？」









『ちがっ！…わないけど…』









玲於:「…もうさ、やめたら？」









『…え？』









玲於:「あいつを好きでいるのやめろよ。叶わない恋なんだから」









『そうだけど…でも、やめたくてやめられるわけじゃないもん』









玲於:「思い続けたって苦しいだけじゃん。だからさ、俺にしなよ。」









『うん……え？』









玲於:「俺、Aのこと好きだよ。」









うそ…









幻聴？夢？









玲於くんが私の事好きって…









玲於:「アホ面すんなよ。こっちが恥ずかしいわ」









『だって…今好きって…』









玲於:「うん。…好き。」









どうやら夢ではなかったようです…。

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