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9 choi siwon ページ9

空には無数の星が輝いていて



カメラに納めた





この空を キムマネージャと二人で見たかったな、


起こそうかなと ふと浮かんだ頭を思わずかき消した






眼鏡をかけて自分を隠しているような マネージャが気に食わないんじゃなくて



眼鏡をかけてる時は興味の微塵すらなかったのに


綺麗だと知った瞬間興味が湧いた自分に1番腹が立っている





だけど今日、素敵な部分を沢山見たんだ



だから許して欲しい




心の底から キムマネージャの心が素敵だと思ったんだ




眼鏡を外す前からこの事実に気がつけなかった自分を悔やんだ




.



朝起きるともう隣には姿が見当たらなくて



外に出ると 村長と奥さんと3人で先にご飯を食べていた





「 起きましたか (笑) 気持ちよさそうに眠っていたんで起こすのに抵抗があって....
美味しいご飯ですよ」




いつの間に取り返していたのか


その眼鏡はいつも通りキムマネージャの耳に架かっていた






《 チェシウォンさん! キムスヨンさん! 準備が出来ましたんで出発しましょう!》




チャオルさんが騒がしく 迎えに来た






村長と村の人達に丁寧に挨拶し



キムマネージャは子供たちと再びサッカーをする約束をし、


プロの選手になりたいと言う 男の子に 必ず試合を見に行くと 指切りげんまんの仕方を教えてあげ、約束をしていた






『 さ、 そろそろ行くぞ』





テレビ番組でやってたんだ



2日間 村で暮らした その芸人が 別れの時涙を流していた



それを初めは演技だと思っていたけど


今なら少し気持ちがわかった






『 本当に、ここの人たち 皆さん温かかった』




無論、 この帰りの車 飛行機で



キムマネージャが文句を垂れたことは無く



寧ろ また来よう、と 希望に目を光らせていた

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作者名:マルコのお砂糖。 | 作成日時:2019年6月11日 21時

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