46 choi siwon ページ46
道の脇に車を止めどこかに行こうとするスヨナ
「 バカオッパ！ ご飯買いに行くんですよ！
今日は私が作ります！ 面倒ならインスタントでもなんでも買います！ 待っててください！！」
プンスカプンスカ スーパーに入っていく彼女も愛しい
どうしよう。 俺
好きじゃん スヨンのこと....
袋を大量に抱えた彼女
うん、きっと俺はそれでしばらく生き延びれられるよ。
俺の家に入るやいなや キッチンに立って
料理をしだす
『 スヨン〜 いいから一緒に座ろう？』
「 オッパはベッドで横になっててくださいー」
『 ん〜 スヨン〜』
こっちを向いてくれないスヨンに後ろから 抱きつくと やりにくそうに
んん、と声を上げた
「 オッパ邪魔」
『 なんて言われても屈しない』
「 本当に危ないから離れて」
ちょっと声を低くして言われたから
体を離した
はぁ...ってため息までつかれたよ！！
嫌われたどうしよう。
「 オッパ 横になってないと帰りますよ？」
『 はい。ごめんなさい』
寝室の戸を開けて
普段は聞こえないキッチンからの音に耳を澄ます
定期的になるまな板を叩く音
何かが焼ける音
きっと、スヨンが彼女になれば....いや、奥さんになればこんな毎日が続くんだろうな
と自然に口角が上がった
音が止んだ
と思うと 寝室にかおをぴょこっと覗かせた スヨン
そのまま ベッドに入ってきた
「 料理なんて久しぶりにしたや」
『 スヨン。ありがとう』
そう言って眼鏡を外してあげた
『 スヨン.....俺さ。』
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作者名：ﾏﾙｺのお砂糖。 | 作成日時：2019年6月11日 21時
