Tears together Smile together ［ SW ］ (ページ15)

今日:32 hit、昨日:5 hit、合計:4,297 hit

15* ページ15

.

目を開けるとそこは知らない天井

辺りを見回すとモノトーンの整った部屋

「大丈夫？頭痛くない？」

視界に映る私が専属しているアイドル

『ちょっと！！どんな格好で居るんですか！！
早く服来てくださいよ！』

お風呂上がりなのか

下半身にタオル一枚巻いてるだけ

sw「マネージャはこれくらい慣れないと。もう大丈夫そうならリビングにおいで」

立ち上がるとまだすこし目眩がした

まだ何が何だか分かってない

何故私がここに居るのかも

リビングに移るとパジャマを着たシウォンさんが頭を下げていた

sw「すまない。メンバーが悪ふざけで酒を飲ませてその... 顔を見たらしい」

この目眩はそのせいか

『シウォンさんは悪くないですよ。頭を上げてください』

sw「そ、そうか.... 」

『ただ、ヒチョルさんとウニョクさんには直接会ったら首の骨が折れるまで謝ってもらいますね』

その発言はさすがにまずかったか

若干引き顔

sw「まだ、目眩がするだろ？今日は此処に泊まって。明日の仕事は昼からだろ？」

『ありがとうございます。あの...車は...?』

sw「ヒョクチェが運転してここまで来たよ。みんなこのマンション内に居るしいまから連れてこようか？」

『大丈夫です、次のお仕事のときで....』

キッチンに立ったシウォンさんがテーブルに出してくれたのはアサリの味噌汁

sw「前、日本に行った時にスタッフに教えて貰ったんだ。お酒に効くらしいから」

アイドルに何をさせてるんだ私は

sw「それとさ、気になってたんだけどシウォンさんって辞めてね。今日からシウォンオッパ
分かった？俺もキムマネージャじゃなくてスヨンって呼ぶから」

『そ、それはじゃあプライベートでだけ』

sw「仕事中も。専属マネージャなのに俺の言うことが聞けないのか？」

『マネージャは執事じゃありません』

sw「じゃあ、こうしよう。今日この家で泊まらせてあげる交換条件」

『 .....分かりました。』