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専門学校を卒業し、 叔父の計らいで とあるアイドルのマネージャをすることになった




叔父は彼らをデビュー当時からマネージメントしてたらしいのだけど


そのグループの中の1人が 1人の仕事が多くなって 到底叔父だけでは面倒が見られなくなったらしい







「 シウォン。 話があるんだが」






そう言って 目の前にたった男の人



この人こそ 私がこれからマネージメントする人。




その見覚えのある顔に


しばらく目が離せなくなった





『 キム スヨンです』






私はそう言いながら思い出した。



彼は初恋の 人だった




小学生の頃 近所に住んでいたシウォンオッパ



私の家の引越しで半年間だけど


遊んだり、してくれてた。





でも私の名前を言ったからと言って 気がついたりしないんだろうけど






sw「 なに?そのヘンテコな眼鏡は。 」




『 えっ? あっ 目が悪くて』






牛乳キャップみたいなこの眼鏡は度は 入っていない。



でも叔父に 無理やりつけさせられた






sw「 女の子のマネージャってゆうからてっきり綺麗な子が来るのかな、と」





優しくて勇ましかったあのシウォンオッパはどこへ?





眼鏡を外そうと手をかけると叔父の言葉が浮かんだ




" お前の美しさはこのグループを壊す。 お前が上手くやっていくにはこれしか方法はない "


自分で言うのもなんだが



美しさには自信があった






綺麗な母親に 綺麗な父親の間に生まれたから



それは自分自身の自慢でもあり


親への自慢でもあった





ただ、お父さんとどう 遺伝子変化があったのかわからないけど 叔父は

かっこいいとは言えない容姿だ





だから、いまの眼鏡をかけた私は




叔父に似てるんだろう







eh「 あ〜 マネオッパに似てるよ(笑)」



kh「 女の子だって言うからてっきり綺麗なのかと」






メンバーに紹介された私は




あたかもさっきのシウォニオッパが みんなの気持ちを代弁していたのかと思うほど 同じ悪口を浴びせられ



小さい頃から綺麗だ綺麗だと言われていた私には 精神的に苦しかった





それでも、 私が必要なのはメンバーからの外見に対する目ではなく



シウォニオッパの元でどれだけいい働きができるのか、というもの

2*→



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作者名:マルコのお砂糖。 | 作成日時:2019年6月11日 21時

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